英語の学習は4つの項目に分かれています。「リーディング」、「ライティング」、「リスニング」、そして「スピーキング」です。

 

日本の学校教育では、リーディングとライティングに非常に力を入れており、世界でもトップクラスに近い実力を持っていると言われています。しかしながら英会話の方は、指導者が少ないため低レベルです。

 

日本人の場合、ほとんどの人が中学時代に英文法の基本をマスターしています。英語を聴き取ることは出来ないけど、読むのであればなんとかなると言う人は多いと思います。

 

こういった人は、英文法をさらに学ぶより、会話を重点に置いた学習をする方が英語の力がアップします。

 

英会話はリスニングから入るのが基本です。聴く力がついてきたら、少しずつ、重点をスピーキングに移行していくとスムーズです。

 

英語のみならず語学は、カラオケの習得法に似ているといわれます。まず、プロの(本物の)歌声(英語)を聞き、頭に記憶します。それを今度は真似て歌って(話して)見ると言うわけです。

 

カラオケ同様、実際に自分で声を出さない限り英語も上達しません。まずは本物の英語に触れるところから始めましょう。

 

ちなみに、英語の発音方法に対する理解が不十分な人は、リスニングの勉強をする前に、発音の勉強に取り組んで、正確に英語を発音できるようにしておくことをオススメします。正確な英語の発音を身につければ、聴く力がアップするので、リスニングの勉強が楽になります。

 

英語を話した時に、確実に相手に伝わるようにもなるので、ビールを注文したら伝票が出てきたとか、コーヒーを頼んだのにコーラが出てきたといった笑い話のようなトラブルも無くなります。

 

発音はキチンと勉強すれば、簡単に習得できます。それでいて、英語力がグンとあがりますので、最初のうちにマスターしてしまいましょう!

 

こちらのページに英語の発音を勉強する時に役立つ本を紹介していますので、参考にしてみてください。