音読は英語学習の基本です。地味ですが確実に効果があります。以前、アメリカに留学していた時、むこうでも語学習得の基本学習として推奨されていたので、世界共通の学習法でもあると思います。

 

音読というのは英語を声に出して読むことです。国語の授業で、教科書を声に出して読んだ経験があるかと思いますが、それと一緒です。

 

声に出すことで視覚のみならず、聴覚からも英語を学ぶことが出来るようになるのが音読の最大のメリットです。声に出すことで理解力や記憶力がアップ、学習効率が良くなります。

 

また、音読には英語の話し方に慣れてくるという効果もあります。

 

英語を話す時、一番重要なのは『リズム』です。このリズムとは強弱及び息継ぎです。

 

日本語は言語の中では比較的、平坦であると言われています。この話し方を英語にそのまま引用しても、なかなか通じる英語にはなりませんが、音読を行うことで、英語の話し方を理解することが出来ます。

 

また、音読を繰り返すうちに、英語を一つ一つの意味に拘ることなく『音声』として捉えるようになります。そうなれば、英語はマスターしたも同然です。

 

この音読方法ですが、まずCDとテキストを用意します。

 

始めにテキストに目を通し、次にCDを聞きます。今度はCDの発音及び話す方法を真似して読んで見ます。

 

この行為を、暗記するまで何度も何度も繰り返します。暗記といっても無理に覚えようとする必要はありません。何度も繰り返していれば、自然に頭に残ります。

 

同じCMを何度も繰り返して見ていると、そのフレーズを勝手に覚えてしまうものですが、同じことが起ります。

 

英語は記憶するものです。あらゆる例文を音読することによって、間違いなく英語力はアップします。

 

ちなみに長文を音読するというのもいいのですが、語学力が初級・中級という方は、フレーズを口にするのがいいです。従って、テキストも本や雑誌ではなく、フレーズ集がオススメです。