私はお笑い番組が好きなので、よく見ているのですが、先日アメトークで『勉強大好き芸人』という企画があり、一流大学を卒業した芸人さんが、オススメの受験勉強法を紹介していました。英単語を覚えるための勉強法も出てきたのですが、私も昔実践していたことがあるので、思わず懐かしくなってしまいました。
それは、自分オリジナルの英単語帳を作るというやりかたです。
自分が分からないこと・知らないことをまとめたオリジナルの英単語帳
これはオリエンタルラジオのあっちゃん(中田敦彦)が学生時代に実践していたことらしいのですが、英語の勉強をしていて、分からない単語があったら辞書を引いて、そこに印をつけておく。また、何かの機会に同じ単語を引いたら、そこでも印をつけておく。
そうやって3回(5回だったかもしれません)、印がついたら、それは何度も目にする重要英単語であり、かつ自分が覚えられない単語なので、ノートにメモしておく。そうすることで、自分にとって最良の英単語帳が出来上がるという話です。
これって、すごく理に適っているので、今すぐにも英語を勉強している人には、取り入れて頂きたいことです。
ただ、プラスアルファで付け足すとしたら、英単語ではなくて、フレーズのほうがいいかなと思います。単語の丸暗記だと、なかなか覚えられないですし、文脈のなかで覚えないと、会話のなかで使うことが出来ないので、英単語集ではなくて、英会話フレーズ集にすることをオススメします。
英語辞書の例文を参考にする
私が昔、自分でフレーズ集を作っていたときには、単語の意味を辞書で引いたときに、その英単語の例文をチェックするようにしていました。
たとえば、先日、私はTOEIC対策の問題集を解いていた時、suit me fineという言葉の意味がわからず、英辞郎でsuitの意味を検索しました。
http://eow.alc.co.jp/search?q=suit
そうすると、そこにsuitに関する下記のような例文が載っていました。
一般向けの味です
It suits popular taste.
どの色が一番私に似合うか教えてください
Let me know which color suits me the best.
彼は短い髪の方が似合うと思う
I think short hair suits him better.
どれも日常会話で使う機会がありそうなフレーズです。しかも、私は知らなかった言い方で、『彼は短い髪の方が似合うと思う』って、英語でどういえばいいの?と質問された時、『suit』という言い方はまず思い浮かびません。
こういった言葉こそ、私にとって覚える価値が十分にあるフレーズとなるので、こういった例文をみつけたら、その都度ノートにまとめておいて、暗記出来るまで何度も覚え直すようにします。
こうすることで、自分にとって重要性の高い知識を確実に増やすことが出来るというわけです。
Suitという単語を調べたのは先週のことなのですが、英辞郎で他の例文を見たとき、自分オリジナルフレーズ集のことを思い出し、またやろうと思いました。
英会話ということでいえば、市販のフレーズ集を使っても、なかなか自分が覚えたいフレーズがピンポイントで出てこなかったりします。そのため、こんなふうに与えられた素材だけで勉強するのは限界があり、自分から能動的に覚えるフレーズをみつけていかないと、なかなか実践力がつきません。
これは使える!と思うフレーズをみつけたら、速攻でメモしておきましょう。これは実践的な英単語力を身につけるうえで、極めて効率の良い学習法です。