現在、週2ペースでオンライン英会話スクールのレッスンを受けているのですが、先週、自分の英語の発音がいかにダメかということを痛感させられました。

 

これは、以前にもレッスン中に講師から指摘されたことなのですが、私は母音が二つ続く単語の発音を誤って認識していました。

 

英語の発音

 

たとば、seatという単語とsheetという単語があります。どちらもカタカナで表記すると『シート』になるというのが、これまでの私の理解だったのですが、これは誤りでした。

 

Seatは『シート』ですが、sheetは『シイート』と母音が一つ入ります。同じように羊の『sheep』も私は『シープ』と発音していましたが、正確には『シイープ』です。

 

カタカナだと、うまく伝わらないかもしれませんが、音として聞いた場合、『シープ』よりも『シイープ』のほうが『イ』の部分がより長く発音されることになり、明確に違いが出ます。先生に話してもらって、聞き比べてみると違いは明らかでした(;^_^

 

誤って覚えた英語の発音は指摘されなければ気付かない

 

知っている人からすれば、極めて初歩的な間違いかもしれませんが、私は先週まで気付きませんでした。知識として理屈では理解していましたが、間違って発音しているとは認識していませんでした。

 

今回、指摘を受けて痛感したのは、プロにチェックしてもらわない限り、自分では永遠に気付かないだろうなということです。実際、自分ではキチンと発音しているつもりでした。

 

ネイティブが聞いたら、明らかに分かる違いなのに、自分では気付かない。これは自分一人で勉強している限り、いつまでたっても直らないことを意味しています。実際に、私の場合、今回指摘されるまで気付かなかったのですから・・・

 

覚える時にはネイティブ講師、もしくは英語を完璧にマスターしている日本人講師にチェックしてもらったほうがいいと感じました。

 

発音の間違いはリスニングにも響く

 

英語の発音に関する知識の有無はリスニングにも影響してきます。

 

発音方法を誤って覚えていたら、ネイティブの英語を聞いた時に識別出来ません。最近もTOEICの模擬テストを受けた時に経験したのですが、私は『fasten』という単語の発音を『ファーステン』と覚えていました。

 

正確には『ファースン』なのですが、『ファーステン』と思い込んでいるため、『ファースン』と耳にしても『fasten』という単語をイメージすることが出来ません。従って聴き取ることが出来ず、この単語が出た問題は不正解となりました。

 

もし、こういった認識ミスが多数、存在していたら・・・

 

間違いなくリスニングはアウトです。

 

私はこれまで、英語の発音に関しては専門書が1冊あればマスター出来ると思っていました。このサイトでも、発音の勉強法に触れたページにおいて、そんなことを書いていました。

 

自分が参考書を使って独学でマスター出来たと思っていたからなのですが、それは勘違いでした。オンライン英会話スクールのレッスンを受けると、完璧と言われる発音が多いので、恐らく8~9割は出来ていると思います。

 

これは独学の成果なので、独学で勉強しても、それなりの成果が出ることは間違いありません。

 

しかしながら、テストならいざ知らず、英語をコミュニケーションの道具として使う場合、一つでも認識ミスがあったら使い物になりません。

 

完璧に身につけなければいけないので、認識ミスを防ぐには、最終的にはプロのチェックを入れたほうがいいと思い直すようになりました。

 

最初は独学で勉強して、その後、プロにチェックしてもらう、もしくは最初から先生に教えてもらう、どちらの手段でもいいと思いますが、テストを受けるように、必ずどこかでネイティブチェックを入れることが必須です。

 

これがないと誤った認識のまま進むことになりかねません。幸い、今はオンライン英会話スクールのレッスンを利用すれば、格安で先生に教えてもらうことが出来ますし、なかにはアールイングリッシュラングリッチのように発音専門レッスンを用意しているところもあります。賢く利用しましょう。私も発音の勉強は本格的に実行するつもりです。