このメルマガでも何度か触れていますが、私は現在、電話を利用した英語レッスンを受けています。
1回5分を週3回のレッスンです。
5分x3回と聞くと短いように思われるかもしれませんが、フリートークでとなると、なかなか大変です。
経験がある方も多いと思いますが、自分が英語で自由に話せるなんて話題は少ないものです。フリートークを数回続けていれば、あっという間にネタが尽きます。(笑)
こういうのは、語学力の問題だけではなく、コミュニケーション能力も絡んでくるので、単純に英語が出来れば話せるということでもないのですが、それはともかく『まだまだ英語ができないなあ』という気にさせられます。
させられるので勉強しようと思うのですが、毎日忙しいので、なかなか英語を勉強する時間を確保できません。
でも、英語を話せない自分は嫌なので、どうにかしたい
多分、英語を勉強している人、特に社会人であれば、誰もが持つであろうこの悩みを私も、今になってようやく持つようになりました。
(私が昔英語を勉強していたときには、英語が生活の中心になっていたので、あまりこういう悩みはありませんでした。)
そんなわけで、最近短期間で効果的に成果をあげる勉強法を考えることに夢中になっています。
そこで、結果として出てきたことのひとつがシャドーイングです。シャドーイングというのは、英語を聞くそばから、影のように後から追いかけて口に出し、同じように発音し真似する英語学習法です。
カンタンに言えば、人が言ったセリフをそのまま繰り返すことです。
シャドーイングの詳しい効果や論理的説明については、インターネットで検索すれば幾らでも出てくるので、そちらを参考にしてください。
ここでは、私が実感する単純なシャドーイングの効果をお伝えします。
まずは何と言っても、口と頭が英語に慣れるということです。
やっぱり話すことが出来ない一番の理由は慣れです。
口や頭が英語に慣れていないんです。だから、英語を話そうとしてもまごつくし、頭がからっぽになったりします。
私の場合、数年前は結構普通に話が出来ていたので、そのときのことを比較すると、特に慣れの問題を実感します。
ちなみに、慣れというのはスキルごとにあるようです。
私を例にすると、リスニングは今でも問題なくできます。わからないこともありますが、そのときにちょっと聞き直せばどうにかなるので、日常会話には支障がない程度と言えます。
ところが、スピーキングとなると・・・
自分で言うのも何なのですが、かなりレベルが低いです。
このギャップが生まれる理由は単純なことで、リスニングに関しては日頃から映画を観たり、洋楽を聴いたりして、英語に接しているからです。
でも、話すことに関しては、はっきり言ってほぼゼロです。
この差は大きいです。
ですから、シャドーイングのような学習法は慣れるためと考えれば非常に効果的なんです。
あともうひとつ、シャドーイングはそれほどストレスを感じることがありません。
自分が普通に聴き取れるレベルの英語を題材にすれば、それなりについていけますので、勉強しているという充実感が湧いてきます。
充実感を得ることができれば、学習のストレスも減りますので、続けることができます。
リスニングのトレーニングにもなるので一石二鳥です。
オススメの学習法です。