英語の文法を勉強するときには、書籍と教材、どちらを使うのがいいのでしょうか?

 

文法というのは知識を覚えること=暗記作業がメインとなるので、そういった意味では独学で行うのが最も適しています。参考書や問題集をベースに勉強するというやりかたが最も合うテーマなので、基本的には書籍をお薦めします。

 

教材自体も悪くは無いのですが、書籍と比較すると高額となります。格段に安く済む書籍でも、十分に効果が出せるとなれば、やはり一押しはこちらです。

 

ちなみに、英文法のような知識量が勝負となる分野に関しては、ひたすら練習問題を解くという作業が、案外効率的です。一つの教材を購入するだけのお金で、書籍を5~10冊程度購入することが可能となりますから、まとめ買いをして集中的に解きまくるというやり方をしてもいいと思います。

 

逆に、独学では勉強出来ない(文法が苦手で、自分一人では理解できない)という人は、教材を使用すべきです。ただし教材といっても、分からないところを自由に質問ができるようなアフターフォロー付きの教材に限ります。

 

どちらかと言えば、教材そのものよりも、アドバイスをもらえるという部分にお金を払うという発想です。家庭教師を雇うと思えば分かりやすいと思います。

 

家庭教師というのは、先生に教えてもらうのが利点であって、使用するテキストなどは、あまりこだわらないものですよね。(市販の参考書を使うケースも珍しくありません。)ここでいう『教材にお金を払う』というのも同じことです。

 

ですから、手順としては、まずは市販の書籍を利用して、独学で勉強してみる。それで様子を見て、自分一人では無理そうということであれば、アフターフォロー付きの教材(学習講座)を利用する。こんなふうに取り組んでいけば、お金を無駄に使うことなく実践できると思います。

 

ちなみに、アフターフォローが無いタイプの教材については、どれだけ中身が作り込んでいるとしても、書籍の10倍以上するお金を払うに見合う価値があるかどうかというのは微妙です。

 

高いお金を払うのは、直接教えてもらえるため。こんなふうに捉えておいたほうが良いと思います。

 

ちなみに、アフターフォロー付きの学習教材に関しては『1年でTOEIC900!分かる!解ける!英文法!』、『ゼロからの英語やり直し教室 New Beginning』がオススメです。アフターフォロー付きで英文法が学べる語学教材としては、私の知る限り、日本で唯一のものです。

 

どちらも同じ方が運営をしており、前者が中級者向け、後者が初心者向けです。詳細は販売サイトを見て頂ければと思いますが、どちらも第1回目のテキストを無料で見ることが出来るので、興味がある方は、とりあえず試してみるということでもいいかと思います。