「1年でTOEIC 900! 分かる! 解ける! 英文法!」、「ゼロからの英語やり直し教室 New Beginning」といった英文法に関する通信講座を運営、8000人近い語学学習者を指導している鈴木さんは、WEBサイトのなかで、こんなことを言っています。

 

『文法には簡単なツールと難しいツールがあるが、リーディングやスピーキングは簡単なツールを使い回すことで、かなりの部分をカバーできる。またTOEICテストの文法問題も3/4は簡単なツールに関すること。英語の文法は基礎知識を習得することが、最も大切』

参照元:http://www.grammar51.com/

 

個人的な感覚としても、特にスピーキングやライティングは難解な英文法の知識を得るよりも、簡単な知識を活用出来るようになったほうが役立つということを実感しています。

 

仮に難解な知識を学ぶにしても、土台となるのは基礎知識です。基礎の部分がしっかりしていなければ、当然難しいことも分かるわけがないので、いずれにしても、英文法は基礎知識を徹底的に学ぶことが大切ということです。

 

では、簡単な英文法というのは何を指すのか?

 

これも上記の参照元ページで鈴木さんが解説されていますが、シンプルにややこしくないことと捉えておけばOKです。『これはややこしいな』と感じるものは抜かしても大丈夫ということです。

 

文法を勉強するときには、このことを意識しておくと便利です。

 

書籍であれ、教材であれ、文法に関するものは、まず間違い無く全ての分野を網羅しています。そのなかで難しいところはとりあえず省いて、簡単な部分だけを徹底的に勉強するようにします。

 

複数の参考書、問題集を利用して勉強することもあると思いますが、全て一緒です。難しい部分はパスして進みます。

 

たいていの書籍、教材では項目ごとに学ぶようになっているので、仮定法、関係代名詞、不定詞といった難しい項目はパスしてしまいましょう。

 

ちなみに一度試してみて、簡単だと感じるようだったら、そういった項目を勉強するのもいいと思います。

 

このページでお伝えしたいことは、あなたの頭を悩ませるような難解な知識を知らなくても英語、英会話というのは上達するということです。自分に合う形で勉強する項目を選択していってください。