これはある程度、ライティング能力がある人向けの勉強法ですが、日記を英語で書くという習慣をつけると、ライティングスキルの上達につながります。最初のうちは難しいことを書こうとせず、出来る範囲内でやって
みるのがポイントです。

 

ただし、このやりかたは止めたほうがいいというタイプの人もいます。

 

今現在の語学力が低く、英文を書こうと思っても全く筆が進まないという人、多少は書けるけど、毎日同じような文章ばっかりになってしまい、全然面白くないという人です。

 

特に後者のタイプは、今すぐ止めたほうがいいです。面白くないと感じている時は、頭の働きは極めて低調になっているので、学習効果はあまり期待出来ません。最初からやらないほうがいいです。

 

逆に、前者のタイプであっても、楽しんで日記を書けているという人であれば、それは色々な学びを得られる状態にあるので、続けてみてください。

 

楽しめるかどうかが見極めの基準ということですね。

 

ちなみに、英語で日記を書くときに、文章に幅を広げたいと思ったら、方法は二つあります。

 

一つは日記を書くときに登場しそうなフレーズや語彙をいっぱい覚えること。語学学習書の中には、英文で日記を書くことをテーマにしたものもありますので、そういったものを参考にしてみましょう。

 

○サンプル図書:
英語で日記を書いてみる―英語力が確実にUPする

 

もう一つは、その都度、和英辞書などで日本語を英語に翻訳しながら書いていくことです。英次郎のような電子辞書であれば、その場で簡単に翻訳できるので、いいと思います。

 

○英次郎
http://www.alc.co.jp/

 

辞書を使って翻訳となると、どうしても英語らしくない文章になってしまうときもありますが、最初は気にしません。どんどんやっていくうちに、だんだんこのへんも洗練されてきます。

 

ライティングというのは、自分の実力のなさが最もはっきり現れるスキルなので、最初は嫌になるかもしれませんが、それだけに実力をつけるには格好の題材です。少しずつ実践していきましょう。

 

ちなみにライティングはアウトプット作業です。アウトプットというのは、自分のなかにあるものを形にすることなので、中身がなければ何も出てきません。

 

要は英語の知識が無かったら、書こうと思っても書けないということです。ライティングスキルは語彙力を中心とした知識量に比例します。

 

書くトレーニングをしながら、同時進行で知識をインプットすることもしていきましょう。