自分に合った勉強法は自分にしか分からない

『どうやって英語を勉強すればいいのだろう?』という悩みを持っているときには、本を参考にしたり、既に英語をマスターした人にアドバイスを求めたくなります。これ自体は良い事なのですが、あまり他人に頼りすぎるのは良くありません。

 

勉強法というのは相性の問題もあるので、人が薦めることがあなた自身に合うとは限らないからです。例えば、このページで私が自分で試して効果のあった学習法を紹介していますが、それが全ての人に当てはまるわけではありません。

 

私自身、人から教わった方法、本や他のホームページを読んで試した方法のなかで、どうしても性に合わないという経験をしました。また、他人から見ればおかしいと思うようなやり方もしてきました。自分のことを一番理解出来るのは自分自身ですから、最後にはやはり自分の意思で判断することが大切です。

 

実行して楽しい、長続きする、やりやすいといった学習法であれば、何でもいいと思います。あまり周囲の意見に惑わされず、自分のやりやすいモノをみつけてください。

 

三日坊主でも構わない

もし、自分に合った勉強法がみつかっても、それがずっと有効であるとは限りません。あるとき、ふと自分に合わないなと感じることもあると思います。あるいは、自分に合っていると思っていても、少し続けてみるとそうでもなかったということもあると思います。そんなときには、さっさと止めてしまうのが一番です。変に無理してやる必要はないです。

 

そのときのあなたの実力や目標によって、勉強法も変わってくるものです。もし、その勉強法が本当に必要なことであれば、1度止めても、またやりたくなってきますので、そのときにまたやればいいだけです。『やりたいときに、やりたいことをやる』これぐらいの気持ちのほうが、結果的に上手くいくというのが、私の実感です。

 

目標をはっきりさせる

なぜ、英語を勉強するのか? 

 

その目的をはっきり認識しておくことは、とても大切です。もちろん、英語を勉強する人であれば誰もが、『英語を話せるようになりたい』という目標を持っていると思いますが、ここで言う目標というのは、もっと具体的なものです。例えば、『映画を字幕なしで観れるようになりたい』、『日常会話が出来るようになりたい』、『ビジネス英語をマスターしたい』といった感じです。

 

ここであげた三つの目標というのは、達成するための勉強方法が大きく異なるものです。『ビジネス英語をマスターしたい』というのであれば、当然ビジネスシーンで必要なコトバに重点を置いたほうがいいですが、これは『日常会話が出来るようになりたい』という人には、不必要なものです。また、『映画を字幕なしで観たい』というのであれば、リスニングに重点をおいたほうが効率的です。

 

目標が具体的であればあるほど、それを達成する方法も具体的になりますし、方法が具体的になればなるほど、学習効率も良くなります。最終的には日本語と同じように英語を扱えるというのがゴールになってくるとは思いますが、これだとあまりにも先が長すぎます。なるべく、目標は細かく設定したほうがやりやすくなります。

 

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