英文法は英語の基本なので、これから英語を勉強しようとするのであれば、まずは文法の勉強から入るべきです。

 

英文法の参考書

 

文法の勉強など必要ないと言う人もいますが、それは的外れな意見です。一流大学の受験問題に出てくるような難解なだけの知識は確かに不必要ですが、それは別の話です。

 

ネイティブと会話をすれば分かりますが、日本人が苦手な仮定法や受動態を普通に使います。難しく聞こえるかもしれませんが、仮定法というのは『○○だったらなあ~』とか『もし、○○だったら、どうした?』と言った言い方、受動態というのは『○○するように言われました』、『○○されました』といった受け身の言い方です。

 

こうやってみると、普通に会話で使う機会が多いことが分かります。こういった言い方が出来ないと逆に不便ですよね。文法の知識は英会話をマスターするうえでは必須です。最初のうちにしっかり覚えておきましょう。

 

初心者・入門者に定番の英文法参考書

 

初心者・入門者にオススメの参考書が総合英語Forestです。元々は中学生・高校生向けの参考書ですが、解説がとても分かりやすく、初心者層にはピッタリです。

 

文法の知識を全て網羅しているので、この1冊をやりこめばTOEICで満点に近いスコアを取得することも夢ではありません。何も分からないという人は、この本から始めることをオススメします。

ちなみに、総合英語Forestには関連図書として、『Forest 6th edition 解いてトレーニング』、『Forest 6th edition 音でトレーニング』という問題集も出版されています。

 

Forestとセットで利用すると、より理解が深まると思います。

 

中級者向け・上級者向けの定番英文法書

 

英文法に関して、より深く突っ込んで勉強したいという人にオススメなのが『ロイヤル英文法』です。何十年も前から発行されている定番書です。内容はちょっと固めです。

 

話すことに重点をおいた、最近はやりの英文法書

 

必ずものになる話すための英文法』は英文法にそった例文を暗記することで、英語を話せるようになろうというコンセプトでまとめられている例文集です。

 

短文が多数収録されており、それをひたすら口に出して暗記するというスタイルの本ですが、短文を覚えるというのは、英語を話せるようになるための基本中の基本なので、かなり理に適っています。

 

収録されている例文は今すぐ使えるようなものばかりであり、スゴク役立ちます。

 

入門・初級・中級・上級と分かれているので、自分にあったレベルから始めてステップアップしていくといいでしょう。

 

ちなみに、個人的な意見としては入門・初級は簡単過ぎて実用性という点ではイマイチです。中級・上級にたどりついて、初めて実践的な例文を身につけられると思ってください。

 

もちろん、これから英語の勉強を始める人は入門・初級から始めるべきですが、目標としてはステップアップすることを意識しておきましょう。

 

一人で勉強するのが難しい人にオススメの通信講座

 

もし、Forestなど初心者向けの参考書を利用して勉強しようとしたけど、独学だとうまくいかないという人には、『分かる!解ける!英文法』という通信講座がオススメです。

 

鈴木拓さんというTOEICで990というスコアを取得している英語のプロが運営している通信講座ですが、いつでも直接、質問が出来るタイプの講座です。勉強法などに関するアドバイスももらえるので、何でも相談出来る先生といった感覚です。

 

英会話スクールはたくさんあっても、文法をしっかり教えてくれるところは少ないので、貴重な存在です。

 

基本をじっくり学べる講座なので、基礎知識をじっくり学んだ後は、英文法の参考書を利用して、独学でステップアップを図るというふうにするといいでしょう。

 

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