英語の発音を上達させる=マスターすることは、それほど難しくありません。本1冊を利用すれば、ネイティブにも通じる発音を手にすることができます。

 

こちらのページ『発音の本』でおススメの参考書を紹介しています。このページでは、なぜ、
発音を学ぶことが重要なのかということについても説明してありますので、合わせてお読み
頂ければと思います。

 

もし、発音を勉強するときに悩むことがあるとすれば、それは自分が正確に英語の発音を
身につけられたのかどうかチェックすることが出来ないということです。

 

ある程度、英語に慣れた人であれば、自分で自分の発音をチェックすることは十分可能です。
(私もそうでした。)

 

ただ、特に初心者の方の場合、自分では判断できないかもしれません。これでは、勉強したと
しても、その効果が分からないわけですから、あまり意味がありません。何らかの対処が必要
です。

 

一番の理想形は周囲に英語の発音をチェックしてくれるような友達、知人がいることです。
もし、今あなたが英会話スクールに通っているということであれば、そのスクールの講師に
お願いすることもいいと思います。

 

そういった人はいないという場合には、少しお金はかかりますが、チェック機能がついている
英会話教材を活用することです。

 

この教材についても『発音の本』で紹介していますので、合わせて参考にしてください。

 

こんなふうに勉強していけば、英語の発音が上達することは間違いないのですが、
万が一、それでもネイティブに通じないとか、自分で発音していて何かが変に感じるという
ときには、次のことをチェックしてみてください。

 

これだけでも通じない!!

日本人が陥りがちな発音に関するちょっとした落とし穴

 

1.アクセント

英語にはアクセントというものがあります。単語のなかで強調する部分です。文字で説明するのは
難しいのですが、簡単にいえば抑揚がついた話し方になります。

 

アクセントというのは非常に重要で、ここが適切でないと、英語は途端に伝わりにくくなります。

 

最初は辞書で単語ひとつずつ調べていくしかありませんが、アクセントも規則的なものなので
だんだんパターンがみえてきます。

 

ちなみに、こういったアクセントのパターンを解説してあるような本もありますので、そういった
もので覚えても構いません。

 

ただ、個人的な経験では、知識として頭で覚えるよりも、単語単位で調べていきながら、体で
覚えたほうが楽でした。

 

2.声の大きさ

単純なことなのですが、日本人にとっては実は一番重要なことかもしれません。

 

以前に、ネイティブに『なんで、日本人って英語が下手なんだと思う?』とか、
『なんで、通じないんだろう?』というような質問をしたことがあるのですが、一番多かった回答が『声が小さくて聞こえないから』でした。

 

発音が分からないとかいう以前に聞こえないということです。自信がないせいか、英語を話すときに声が小さくなる人は少なくありません。
また、英語は腹から声を出すものですが、日本人はそれも慣れていないため、
日本語と同じように英語を話すと、音が細くて聞きづらいということもあります。

 

歌うときのように、腹から声を出して、しっかり話せば、多少発音が悪くてもネイティブは
聴き取ってくれます。

 

私は色々な国の人と英語で会話をしたことがありますが、日本人の発音がそれほど
ヒドイとは感じませんでした。

 

日本人より下手な人たちもいっぱいいます。それでも通じているのは自信を持って
しっかり声に出しているからです。

 

コミュニケーションにおいては、『相手に自分のことを伝えたい』という姿勢で
話すことがとても重要です。

 

『通じなかったらどうしよう?』という不安を感じている人は焦点が相手ではなく、自分に
なっています。だから通じないということは多々にしてあります。

 

『本当?』と思われる方もいるかもしれませんが、発音の仕方という技術的なことと
同じくらい、もしくはそれ以上重要なのがその人の姿勢です。