英会話の勉強を始めるときには、まず最初に『発音』と『文法』を押さえる必要があります。いわば、これは第1ステップです。
※詳細はこちらのページ『英会話学習の王道パターン1』にまとめてありますので、興味がある方は参考にしてください。
それが終わったら、第2ステップに移ることになりますが、ここからはあまり細かいことを気にする必要はありません。
参考書や問題集、教材等を使って、勉強していくことになります。題材は自分の好みで選んでしまって構いません。勉強方法も基本的には、その題材で提唱されているやりかたに従えばOKです。
基本は自由なのですが、題材を選ぶ時、実際に勉強するときに、それぞれ一つずつ、これは意識してほしいというポイントがあります。
まず、題材を選ぶときには、音が付いているものを選んでください。ネイティブが話した音声が入っているCD等が付いているものです。音は語学の基本なので、英語を勉強するときには必ず、耳で聴くことをするべきだからです。
次に実際に勉強するときに意識してほしいことですが、これも音です。耳で聴くということを常に実行してください。
仮にフレーズ集や単語集を使って、語彙力アップのために勉強しているとします。そのときでも、付属のCDを使って、聴き取りの練習、英語を口に出す練習は必ず行いましょう。
耳で聴いて口に出すことで、記憶力もあがりますので、一石二鳥です。このポイントさえ押さえておけば、あとは何をやっても大丈夫です。
英会話学習者におススメの参考書:文法&発音
英会話を勉強するときには、『発音』と『文法』を勉強するのが第1ステップというお話をこちらのページ『英会話学習の王道パターン1』でお伝えしました。このページでは補足として、おススメの参考書をご紹介します。
参考書も色々ありますし、人それぞれかもしれませんが、個人的に、かつこれまで英語を勉強している人に話を聞いたなかで、評価が高かったものをおススメとしてまとめてみます。
まず、発音ですが、次の2冊がおススメです。
『英語の発音がよくなる本』は英語の発音をひとつずつ学んでいく本、『ハイディ矢野のネイティブの発音・リスニングが絶対に身につく本』は英語のリエゾンやアシミレーションを学ぶ本です。
ネイティブが通常のスピードで会話すると、2つの単語の音が混じって、一つに聞こえることがありますが、それがリエゾンやアシミレーションです。覚えておいたほうがいい知識です。
『英語の発音がよくなる本』が基本編、『ハイディ矢野のネイティブの発音・リスニングが絶対に身につく本』が応用編という感じです。
文法に関しては、『高校綜合英語Forest』がおススメです。タイトル通り高校生向けの参考書ですが、知っておくべき文法知識としては、この程度で十分です。この本の内容を理解すれば、それで大丈夫と考えてください。
以上となりますが、最後に、もし語学教材を使うようだったらということで発音と文法、それぞれ一つずつご紹介します。どちらも、参考書ではカバーしきれないポイントを押さえているのがミソです。
発音のほうは『ヒアリング力完成発音トレーニング』です。発音のやりかたを学ぶという点では『英語の発音がよくなる本』と一緒ですが、こちらの場合、学習者の発音をチェックする音声診断機能が付いているのがメリットです。
診断機能は完璧と言っていいほど正確なので、独学でも、自分の発音をチェックしながら勉強できます。
初心者の場合、参考書の通りに自分が発音出来ているのかどうか分からないという人も出てくると思いますが、そのときには、この教材を使うとチェックすることが可能です。
※自分の発音を自分で確認することは、それほど難しくないので、多くの人は参考書だけで間に合うと思います。
文法に関しては『分かる!解ける!英文法』という教材です。メールのやりとりを中心とした通信講座ですが、必要に応じて担当講師のフォローを受けられるのがポイントです。
分からないところがあれば、その都度、講師に質問、アドバイスを受けることが出来るので、分からないまま挫折することを防ぐことができます。参考書で勉強してみて、どうしてもわからないところがあると言う人にはおススメです。