私が自分なりに、これかなと思う英語学習法をまとめてみます。知識ゼロの人が、これから始めるのであれば、この順序がいいのではというものです。
発音 + 文法(高校卒業程度)
↓
本の音読 + リスニング(比重は音読に)
↓
実践会話
ポイントは最初に発音と文法知識をマスターするということです。
それから本の音読とリスニングをひたすら繰り返す。それである程度、知識が身についたら、実際に会話をする習慣も取り入れる。
あとは、これを生涯にわたって、ひたすら続けるというものです。英語を話すことが楽しいという人は、最初から『話すトレーニング』を実践してみてもいいと思います。
いずれにしても、発音と文法知識が基本、あとは応用という感じです。
音読、リスニング、実践会話については好き・嫌いがあると思いますので、自分が楽しいと思うものを中心にするようにすれば、学習を継続できるはずです。
私が強調したいのは、最初に発音と文法知識をマスターしておくということです。特に発音は忘れられがちですが重要です。
私のにがい経験なのですが、発音をおざなりにしたまま勉強を重ねたことで、TOEIC900程度はとれるぐらいの知識がついたときに、覚えた単語の発音がデタラメで、ゼロから覚え直す羽目になりました。
また、発音を知らないと、聴き取りも正確に出来ません。
それだけ重要な要素にも関わらず、発音というのは、それこそ数日もあれば通じる程度のレベルになります。とても簡単なので最初に押さえておきましょう。
ちなみに、発音が出来ると、自分がネイティブになったような感じで、カッコよく思え、それがモチベーションアップにつながります^^
文法については、高校卒業程度と書きましたが、大学受験のような難しいものではなく、学校の授業で習う基礎的な部分だけ押さえておけばいいので、それほど大変なわけではありません。
基本を押させて、あとは音読やリスニングをやりながらということでもいいと思います。
これであれば、お金もかけずにすみます。発音、文法はそれぞれ専門の参考書が1冊あればOK、音読やリスニングも市販の書籍や問題集で大丈夫です。
こんなふうにして取り組み始めて、慣れてきたら、市販の書籍では補えないと感じる部分を教材を使ってフォローするようにすれば、無駄がないかなと思います。