昨日、実家に帰ったとき、ふと本棚をみると、学生時代に購入した英会話教材が目に飛び込んできました。

 

それはみなさんもご存知の『イングリッシュアドベンチャー』です。今でもそうかもしれませんが、この教材は当時新聞などで大々的に広告をしていて、それにひかれて購入しました。

 

当時、シドニーシェルダンの小説にはまっていたということもあるのですが、結果的に大成功、飽きずに最初から最後までやりました。

 

私の場合、『コインの冒険』、『追跡』というふたつのコースを購入したので、トータルで2年間です。そのあいだ、飽きずに取り組んだのですから、今考えても、よくやったなと思います。

 

でも、その理由はカンタンです。単純に私にとって面白かったからです。読書が好きだったこともあるのですが、小説を読む、CDで聴くというパターンは私にとってはぴったりでした。

 

ただ、当時はリスニングが苦手でCDはなかなか聴きとれずになかなか先に進めず、結局CDを無視してテキストだけをひたすら読んでいたので、リスニングには役立ちませんでした。(笑)

 

昨日も、テキストを全部読み返してしまいましたが、やっぱりおもしろかったです。

 

さて、ここでお伝えしたいのはイングリッシュアドベンチャーはいい教材ということではありません。英語を楽しむことができれば、いくらでも勉強はできるということです。

 

以前にもコラムでお伝えしましたが、結局語学は量稽古です。どれだけの時間、英語と接しているのかというのが全てです。ですから、毎日1時間勉強している人よりは3時間勉強している人のほうができるという単純な話です。

 

英語をマスターする秘訣というのは、つきつめれば、これだけです。ですから、長時間取り組むことが苦しくないようにするというのが一番大切なことです。

 

それが私の場合、読書だったというだけです。

 

イングリッシュアドベンチャーのあとは、ペーパーバックにはまったので読むことはできるけど、ほかは・・・という、かなりいびつな状態にはなりましたが、これがのちのち、リスニング、ライティング、スピーキングの上達にもつながったので結果オーライです。

 

楽しければいくらでもできます。また、楽しいことは、すぐに覚えられます。英語をマスターしたければ、楽しめる何かをみつけることです。

 

それは本でも雑誌でも構いません。洋楽を聴くことでも、歌うことでも構いません。映画を観ることでも、英語でメールを書くことでも構いません。

 

もちろん、英語で会話をすることでもOKです。あなたが夢中になれる、何かを持つことです。それさえできれば、英語を話せるようになるのは時間の問題です。

 

ちなみに私は今、和英順英会話シリーズという小説の朗読CDにはまっています。やっぱり小説がキーワードのようです。

 

でも、ホームページでも書いていますが、やっぱりオモシロイんです。

http://w117.d.fiw-web.net/Wazyun_Eikaiwa.htm

 

※イングリッシュアドベンチャーについては、下記のサブページでレビュー記事を書いています。
http://w117.d.fiw-web.net/English_adventure.htm