何かのきっかけで、ヤル気になるんだけど、次の日になると途端に冷めてしまい、そのまま止めてしまう。こんな経験をしている方は多いと思います。

 

私も同様なのですが、英語の勉強だけでなく、仕事でも遊びでもヤル気というのはとても重要な要素だと感じています。ヤル気が出ていて前向きな状態というのは、成果もあがりやすいですし何よりも楽しいです。

 

そのため、『常にヤル気がある状態』になることが、私の理想で今、最も関心を持って、取り組んでいることです。

 

色々な角度から模索していて勉強を重ねているのですが、そのなかで、一つ面白いなと実感できることがあったので、今日はそのことをお伝えさせて頂きます。

 

ちなみに、これは一応、本などを読んで理論的な裏づけを自分なりにとっていることではあるのですが、100%正しいと言えるものでもないので、『こんな見方もあるんだな』と軽く参考にする程度にして頂ければと思います。

 

きっかけは、スポーツ関連の本だったのですが、人間の体温というのは運動などをして上がると、下がるときにはその反動で一時的に平熱よりも低くなるそうです。

 

たとえば、平熱が36℃の人が運動をして、体温が37℃になったとします。運動をやめれば、当然37℃から下がるわけですが、36℃になるのではなく、35.5℃になり、そこから36℃に戻るという理屈です。

 

これは人間だけのことではなくて、動物やモノなどにも当てはまるもので一つの法則のようなものみたいです。

 

ここで私がふと感じたのは、人間の気持ちも一緒なのかなということでした。遊びまくってとことん楽しんだ次の日とか、旅行を満喫して帰ってきた次の日って、妙にわびしくなったりしませんか?

 

私はそういうタイプで、気分が盛り上がった後ほど、普段より落ち込んだりするのですが、これって体温と一緒=自然な働きなのかなと思いました。

 

それでカウンセラーをしている友達に聞いてみたのですが、心の動きにはこんな一面があるようです。

 

この話からヒントを得て私が『ヤル気を保つ』ために意識していることが二つあります。

 

一つは盛り上がり過ぎないこと。何かのきっかけで、気持ちが盛り上がり、『英語を頑張ろう』と思うときがありますが、このときには意識的にテンションを下げて平常心に戻します。こうやると、結構簡単にペースを維持できます。

 

もう一つは、常に平常心というのは難しいですし、味気なくもあるので盛り上がったときには、この後、ヤル気がなくなるのが普通ということを意識するようにしています。

 

実際にヤル気がなくなったときも、これは自然の働きなのでそのうち勝手に気持ちがまた上向くと考え、流れに身を任せています。そうすると、想像以上に短い時間でヤル気のない状態から抜け出せます。

 

これは実行してみて初めて実感したのですが、落ち込んでいるときに無理にヤル気を出そうとすると、それはさらに気持ちを引き下げるきっかけにしかなりません。

 

しかも、とてもエネルギーを使うので、せっかく落ち込んだ状態から回復しても、そのときには疲れていて、結局何もできないというふうになってしまいます。

 

ヤル気がないときには、それを無理にどうにかしようとするのではなくそれを当然のことと受け入れたほうがお得です。何よりもストレスを感じなくなるので、毎日が楽になります。

 

こんなお話でした。何か、参考になる部分があれば嬉しく思います。