あなたは写経というコトバをご存知ですか?

 

簡単に言うとお経をそのまま紙になぞって書くというお坊さんの修行のひとつです。意味は色々あるのですが、それは横において、やること自体は感覚的には習字のようなものです。

 

最近読んだ本で、『文章力=書く力』をつけるために、写経をオススメするものがありました。

 

文章を書くのが苦手

 

そんな人は、文学書やビジネス書など、『こんな文章を書きたいな』と思うような本を、そのままなぞって書くと、その書き方を身につけることができるというものです。

 

私の知人で書くことが苦手な人が、このやりかたを試してみたらしいのですが、1ヶ月ぐらい続けていると、それなりにうまくなるそうです。それを聞いて、私がふと思ったのは『英語のライティングには?』ということでした。

 

私は英語のスキルの中でライティングが一番苦手で、どうすれば上達するのか、その糸口もなかなかつかめていない状態だったのですがこれはいけるかもと思いました。

 

そこで、試してみたのですが・・・

 

結果的には、好感触です。一度試しただけなので、ライティングスキルがアップしたなんてことはないのですが、『英語って、こんなふうに書けばいいんだ』という感覚が少しわかりました。

 

続けていけば、いいトレーニングになりそうです。しかも、本当の写経のように、心を込めて一字一句書き写すなんてことは必要なく、ただ機械的に書いていけばいいだけなので、精神的にも楽です。

 

音楽を聴いたり、テレビを観たりしながら、軽い気持ちで出来ます。こういった手軽さも考えると、オススメです。ライティングに悩んでいるのであれば、一度試してみても損はないです。