1ヵ月近く部屋に閉じこもって英語を聴き続けるという荒療治をした結果、私の英語力は急激に伸びていきました。その頂点が大学卒業直前に受けたTOEICでした。前回のスコアから約200点アップの800。

 

私の目標は、あくまでも大学院留学の要求スコアであるTOEFL600というスコアをとることだったのですが、この点数はTOEICに換算すると900前後なので、そのときは『あと100ぐらい、すぐだな』と安心しきっていました。

 

留学するのが大学卒業の翌年の夏の予定だったので、このときまだ1年ぐらいの余裕があり、すっかり楽勝気分でした。ところが、その後、少しずつ雲行きが怪しくなってきました。

 

TOEICを受けた直後にTOEFLも受けて、そのときのスコアは567だったのですが、さらにその3ヶ月に受けたときにも、このスコアは変わりませんでした。(はっきりと覚えていないのですが、少し下がった記憶があります。)

 

3ヶ月間、決してさぼることなく、毎日英語の勉強をしていたのですが、それでもスコアが上がるどころか、下がってしまったという事実はショックでした。

 

そのときは、『まあ、こんなこともあるか』といった感じだったのですが、さらにその2ヶ月後に受けたときもスコアは全く上がりませんでした。このときは既に10月。

 

予定通り留学するには、次の年の3月までには書類を用意しなくてはいけないので、TOEFLを受けるチャンスも、あと1回しかありませんでした。

 

だんだん、気持ちも焦ってきます。楽天的な性格の私も流石に危機感を覚えました。久々に正月返上で勉強をします。そして、迎えたラストチャンスですが・・・