■:毎日3時間聴き続けることによってリスニングアップを目指す 人気度No.1のアルク通信講座
商品概要 | 通信講座 |
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価格 | 52,290円(税込) |
販売元URL |
解説(byてつや)
リスニングを徹底的に鍛えようという趣旨のアルク一押しの通信講座。使用されるテキストが毎月更新されていることからも、アルクの意気込みが伺えます。学習者に厳しいノルマを要求する、かなり硬派な内容の講座です。
受講開始レベル | 受講期間 | テキスト | CD | 学習ペース | |
1000時間 ヒアリングマラソン |
英検2級 TOEIC550 |
12ヶ月 | 1冊 | 1枚 | 3時間x 週7日 |
※テキスト、CDは1ヵ月あたりの数量、この他に、English JournalがCD付きで届けられます。
概要&感想 追記(2009年12月記載)
※今の教材は、かなり良くなっています(2009年12月追記)
このページに書いてある100時間ヒアリングマラソンの感想文は、私が学生時代に中身を見た印象をもとに2003年に書いたものなのですが、最近のバージョンは、その当時とは比べものにならないぐらいブラッシュアップされています。先日、友人から2009年の9月号・10月号を借りたのですが、イングリッシュジャーナルとは別の専用テキストが、とても充実していました。
発音の練習が組み込まれていたり(毎月1つずつ、日本人が苦手な音の聴き取り練習をするようになっているようです)、ディクテーションやリピーティング、シャドーイングといったリスニングのトレーニングに最適な学習法が一通り実践するようになっています。
トレーニングの素材に関しても、映画やドラマ、ニュースやフリートークなど、色々な形式のものが含まれているので、いい勉強になります。
個人的な感想としては、ニュース記事やフリートークの内容がいまどきの話題で面白かったです。ニュース記事ではマイケルジャクソンの話、フリートークでは草食系男子がテーマで、一つの話として普通に聞き入っていました。語学学習の素材というのは、正直英語であれば何でもいいわけですが、ヤル気や興味を湧かせるという意味では、案外内容が重要だったりします。
そういった意味で、楽しみながら英語を勉強したいという人には、1000時間マラソンはいいと思います。ただし難易度自体は高いので、基礎力がある人向けです。
ボリュームは相変わらず多いです。テキストの内容を全部聴くと、1ヶ月あたり2時間になるのですが、本当に1ヶ月で全て勉強しようと思うとかなり大変です。本気でやれば、実力がつくのは間違いなしです。
ちなみに、この講座を使用するのであれば、リアルタイムで受講したほうがいいと思います。オークションで中古を購入できたりもしますが、話題が古くなってしまうので魅力が半減です。
※E-learningの仕組みが充実しています(2012年8月追記)
久々にヒアリングマラソンのサイトをみたら、インターネットを活用した受講システムが提供されるようになっていました。学習スケジュール管理機能、毎日どれだけ勉強したか記録がつけられる機能、毎月送られてくるテストをWEB上から提出する『テストコ』機能などです。
また、担当コーチに質問が出来る機能もついていました。英語に関する質問だけでなく、学習方法や勉強の進め方に関する相談も出来るので、かなり便利です。英語は、長丁場の勉強となりますが、それだけに独学でやっていると孤独感も出てきます。
そんな時、相談出来る人、悩みを聴いてくれる人がそばにいると、すごく助かります。ヒアリングマラソンは、単なる通信講座以上の存在になってきていると感じました。これらの機能については、私の体験談のところでも、追記していますので、そちらも参考にしてください。
1000時間ヒアリングマラソンの概要
テキスト+CDにEnglish Journalがついてくると書きましたが、より正確にはEnglish Journalに練習用として別冊のテキストがついてきているのが、このヒアリングマラソン。あくまでもEnglish Journalが主役です。
ただ、今年(2003年)の3月から付属のテキストの内容が一新されています。この新テキストにはヒアリングマラソンの入門・中級コースで好評だった3ラウンドシステムが取り入れられており、リスニング力のアップを、より効果的に図ろうとしているのが特徴です。
この講座の基本コンセプトはできるだけ多くの量を耳にすることによって、リスニングを鍛えようというもの。「1日3時間で1年に1000時間の英語シャワー」というキャッチコピーがそれを明確に表しています。もちろんただ聴くだけではなく、大まかな流れを把握することを目的とする多聴と、細かい部分まで正確に理解する精聴をバランスよくこなせる内容となっています。
English Journalの内容が面白いこともあって、数多くの英語学習者に利用されている人気講座。ただ、アルクが推奨する「英検2級・TOEIC550」というレベルの人間にとっては、難しく感じる可能性が非常に高くなります。できれば、TOEICで650ぐらいはほしいところ。それぐらい、質の高い講座です。
※テキスト、CDは1ヵ月あたりの数量
私も1000時間ヒアリングマラソンを使ったことがあります(by てつや)
正確にいうと、ヒアリングマラソンを受講していたのではなく、English Journalを購読していただけなのですが、ヒアリングマラソンの中心がEnglish Journalなので、ある程度参考になると思います。
English Journalというのは月刊誌です。著名人のインタビュー記事やニュースが主体となっていますが、これはとても面白いです。特にインタビュー記事は英語学習の練習用のスクリプトなんてものではなくて、本当にテーマを決めてプロのインタビューアーが質問していますから、ゲストの人柄や性格、考え方が伺い知れる内容となっています。
ですから、毎回飽きることなく、最後まで楽しめます。こういった意味では1日3時間というのも、なんとかこなせる数字でした。もちろん、1日3時間はキツイですが、本気で英語を話せるようになろうとしたら、やはり真剣に取り組む時期も必要です。本気の学習者のペースメーカーとしては申し分ないのではと思います。
ちなみにEnglish Jurnalは一年間の購読料が約30000円。それに15000円ほど付け足したのがヒアリングマラソンです。English Journal自体は購読して申し分ありません。と考えると、ヒアリングマラソンを受講するのに必要なのは、実質15000円です。月1000円程度ですから、そう思うと安いのではないでしょうか?
私は自信を持ってオススメします。
※E-learningについて(2012年8月追記)
1000時間ヒアリングマラソンは、数年ごとにバージョンアップをしていますが、今ではインターネット上から担当コーチに質問をしたり、テストを提出したりといったことが出来るようになりました。従来の通信講座のイメージからは大きく進化しています。
ネットを使ったE-learningシステムについては、私は利用したことがないので、あくまでもイメージでの話なのですが、個人的にはスケジュール管理機能が抜群と思いました。
自分の語学力に合ったヒアリングマラソンの学習プランを設定して、カレンダーに表示させてくれるという機能ですが、これで毎日、何をやればいいのか明確になります。メールでリマインダーが送られてくるので、いいモチベーションにもなります。そして、ここが素晴らしいと感心してしまったところなのですが、実際にどれだけ勉強したのか記録を残すことが出来ます。
記録をつけるって単純なことなのですが、これってスゴクいいんです!
少しずつでも自分が前進していることが分かって嬉しくなりますし、記録することが癖になると、そのために勉強しようと思うようになります。学習時間ゼロと記録するのが嫌なんですね。
数年前、レコーディングダイエットという、毎日の体重を記録するというダイエット法がはやりましたが、それと一緒です。こんな単純なことでやる気になるのですから、人間不思議なものです。ヒアリングマラソンの場合、あらかじめ設定したプランと結果を比較して、到達率が算出されるので、尚更やる気になります。グラフで結果が表示されたりといった細かい工夫がなされていますが、これらも重要です。
記録の付け方というのはスゴク大切で、やりかた次第でやる気が出るようにもなれば、全然その気にならずに終わることもあります。ヒアリングマラソンのシステムは、うまくやる気を引き出す内容になっています。これに毎月1回の実力テストを合わせれば、適度に刺激を受けて、楽しく勉強を続けることが出来ると思います。
英語学習というのは、なんだかんだいって量稽古なので、いかに時間をかけるかです。そういった意味で1000時間ヒアリングマラソンは、膨大な量をこなすことが前提になっていて理に適っているのですが、欠点をあげるとしたら、独学でこれだけのことを貫徹出来る人というのは、相当意志の強い人だけなので、活用出来る人間が限られてくるということでした。
しかし、これらの管理システムが加わることで、完走をサポートする態勢も整い、かなり取り組みやすくなったと思います。よく考えられています。これだけバージョンアップしたにも関わらず、受講価格自体は変わっていないので、コストパフォーマンスのアップ度合いは半端ありません。ヒアリングマラソンを10年以上前に受講した人間からすると、全く別物の講座で、今の人はいいなと思います(;^_^
1000時間ヒアリングマラソン総合評価
使いやすさ | ★★★★☆ |
継続性 | ★★★★☆ |
楽しさ | ★★★★☆ |
分かり易さ | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
合計 | 21点 |
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使いやすさ
雑誌とCD、それにテキスト。使いにくいものはないと思います。
使いやすさ
雑誌とCD、それにテキスト。使いにくいものはないと思います。
継続性
1日3時間、年間1000時間というノルマはキツイです。内容が面白いので続けやすいことを考えても、やはり大変でしょう。
楽しさ
普通の雑誌としてとらえても、面白いです。
分かりやすさ
スクリプトもついているし、解説もOK。とても分かりやすく出来ています。
コストパフォーマンス
これだけの量をこなせると思えば安いでしょう。
コメント
English Journalは普通に本屋さんで売っている雑誌です。興味のある方は一度購入してみてはどうでしょう。その内容が気に入ったら、ヒアリングマラソンも考えてみればいいと思います。
今はヒアリングマラソンは昔と違い、単純に雑誌を利用して勉強する講座ではなくなりました。教材の中身を見てみないと、どんなものなのか把握することは出来ません。公式サイトにテキストの視聴とマンスリーテストの体験が出来るページが用意されているので、興味がある人は、そちらで確認するようにしてください。
※教材の詳細はアルクのHPで確認してください
(講座の内容については、販売元HPのほうが情報が豊富です。興味のある方はそちらで確認されることをオススメします。)
1000時間ヒアリングマラソン使用者の体験談
★★★★★ 期待通りの効果を上げています
夢邪鬼さん
私はヒアリングマラソンの受講を始めてから、まだ3ヶ月ほどですが、一応、期待通りの効果を上げています。最初は、朝の5時に起きて、仕事に行くまでに2時間ほどEJのCDでヒアリングをして、夕方、家に帰ってから、寝るまでに1時間ほど時間を見つけて、またCDでヒアリングをして、合計3時間のヒアリングを実現していました。
当初は、このパターンを1年間続けるつもりだったのですが、初めて受けたマンスリーテストが難しく感じたのに驚き、これは実戦的なヒアリングをしていないからだと思い、AFNの聞き取りも始めました。
夜の6時から9時まで、AFNはニュースやトークショーでびっしり埋まっており、その間の時間の聞き取りを入れて、それまでのEJのCDの聞き取りを合わせ、1日、4時間から5時間のヒアリングを達成し、マンスリーテストの点数も大きく上がりました。
職場では、眠くて、うとうとする時も多いのですが、1000時間を無事完走したときの自分の英語力が楽しみです。
夢邪鬼さん、投稿ありがとうございます。3時間がノルマのヒアリングマラソンだけでなく、それにプラスαで勉強されているんですね。その姿勢には頭が下がります。これだけのことを1年も続けていけば、とてつもない成長度になると思います。完走したときには、是非どんなふうになっているか、教えてください。 (てつや)
★★☆☆☆ 社会人にはキツイ
sonrisaさん
1000時間のノルマは、社会人には少々きつい。スクリプトを完全に頭の中に叩き込まなくては細部が聞こえてこない。テキストやEJを片手に聞く分にはいい教材だと思うよ。だけど、それを抜きにCDのみでリスニング学習するのは無理だし無意味でもあるね。苦痛だけが残ると思います。
ヒアリングマラソンはリスニングの教材として一番最初に取り組むべき教材ではない。
sonrisaさん、投稿ありがとうございます。この教材はかなりレベルが高いので、英語学習の入り口としては厳しいですね。最初はもっと優しい教材にしたほうがいいと私も思います。 (てつや)
★★★★★ 時間にこだわらずに聞いています
名無しさん
ただいまヒアリングマラソン2ヶ月目です。みなさんの体験談を読むと、1日3時間とか、1000時間とか聞く量にこだわりすぎているようです。(アルクが推奨しているのであたりまえかもしれませんが)
私の場合は、毎日続けることを目標に時間にこだわらずに聞いています。ですので、報告も適当です。ごめんなさい。この方がノーストレスでできるし、私には合っているようです。結果的に、楽しくでき、身に付けばいいと考えています。バラエティにとんだ興味深い話題がたくさんのこの教材が私は気に入っています。おすすめです。
名無しさん、投稿ありがとうございます。こんなふうに少しアバウトに取り組むのも長く続けるコツかもしれないですね。ノルマの大きさに圧倒されてしまう人にはいいヒントになる意見だと思います。 (てつや)
★★★★☆ テキストがいいです
TNさん
1000時間マラソンを受講していますが、ここまで受けた感想としては、この教材はオススメです。今まで色々な教材を試してきたのですが、テキストを読んで、ここまで勉強になった教材はありませんでした。
リピーティング・シャドーイングといった英語のプロの方が使うような学習方法が取り入れられて、しかも、私のような中級(?)学習者にも、すぐに実行できるようになっているので、無理なく高度な学習法に取り組めます。こういった学習方法を学べただけで、元はとれたかなと思います。内容もバラエティに富んでいて飽きません。
自分ひとりで映画やテレビを観てリスニングの勉強ができる人はいいのですが、私はどうしても、教材や学習書のようにカリキュラムが設定されていないと続けられない人間なので、1000時間マラソンのようなノルマが設定されている教材は嬉しいです。
でも、本当はこういった教材の力に頼らなくても、自分でさっさとできるのが本物なんでしょうね。早く自分もそのレベルまで行かなければと思います。
TNさん、投稿ありがとうございます。この講座に初めからついていけるというのは、只者ではないですね。殆どの人が1日3時間というハードルに圧倒されるのですが、それをこなしてしまうところがスゴイです。このペースで頑張ってください!! (てつや)
★★★★☆ 再チャレンジ中です
ばきさん
1000時間マラソンに再チャレンジ中です。実は数年前に受講したのですが、そのときは2ヶ月ほどでペースを維持できなくなり、気がついたらすっかり止めていました。
いい教材だと思いつつも、1日3時間なんて無理と思い諦めていました。今回、かかってこい!英会話さんに掲載されている色々な体験談を読んで、あらためてヤル気がでたので、再挑戦することにしました。
数年前からすると自分の実力も上がっているのですが、それでも大変です。前回は結構無謀なチャレンジだったのかなと実感しています。(そのときは英検2級をやっと受かったぐらいの実力でした。)
正直、今回も毎日数時間も続けることができるのかなと半信半疑なのですが、何とか頑張ろうと思っています。体験談というより自分のことを話すメールになってしまい、申しわけありません。1000時間マラソンは大変ですが、内容はとても面白いので、英語が出来る人であれば楽しみながら勉強できるのではと思います。私はまだまだ内容を楽しむ前に、量の多さに悲鳴をあげてしまっているので、少しでも早く楽しめるようになりたいです。
ばきさん、投稿ありがとうございます。再チャレンジということで、今度こそ完走できることを祈っています。この講座は1年でという期限がついていますが、無理にペースをあわせて挫折するよりも、遅くても自分のペースで完走できるほうがいいので、焦らずにのんびり取り組むのもいいと思います。 (てつや)
★★☆☆☆ キツイです
Yさん
私はアルクの1000時間ヒアリングマラソンをやっていたことがあります。毎日3時間は無理でしたが、何とか最後まで完走しました。やり終えたときには、確かにヒアリング能力がアップしていましたが、同時にどうしても聴き取れない部分もありました。
その後、そういった部分だけを集中して聴いて、弱点を強化したのですが、この経験からいくと、ただ3時間聴き続けるよりは、自分の苦手なところだけを何度も繰り返して、聞いたほうがいいと思います。自分が既に聴き取ることが出来る英語を幾ら聴いても、弱点が克服出来ることはありません。苦手なところはやはりそこをキチンと鍛えないと無理です。逆に言えば、聴き取れる部分は無視してしまえば、勉強時間も短縮することが出来ます。
ヒアリングマラソンをやっていると量をひたすらこなすことに意識がいってしまいがちですが、1番大切なことはヒアリングの力をつけることなので、ある程度効果的に勉強することを考えて、途中ぬかす部分が出てきてもいいのではと思います。
Yさん、投稿ありがとうございます。自分の弱点を集中して鍛えるというのは、大切なことですね。納得です。 (てつや)
★★★★☆ とても役にたちました
里佳子さん
アルクの「1000時間ヒアリングマラソン」の感想です。2ヶ月ほど前にこのホームページを発見して、いろいろ参考にさせて頂いています。私は今将来(といっても、もう既に30なのですが)を考えて今延々と家で英語の勉強をしています。
TOEICやTOEFULの文法、リーディングには困らないのですが(TOEFULのリーディングは時間的に間に合わない事もまだ多いですが)、何よりもリスニングを苦手としています。しかしTOEIC、TOEFLのリスニングの本はたくさん買ってるうちにどれも同じに聞こえるようになってしまい、(声優さんが決まってるんですよね、だいたい)何かいい教材はないかと探していたところ、てつやさんのホームページを見て思い切って初めてみました。
感想は。。。とてもよかったです。これは1年で5万円出しても元がとれるな、と思いました。題材もバラエティに富んでいて、飽きることなく続けられそうだし何よりなかなか手に入りづらいインタビューなどのスクリプトがあるのがうれしい。
いろんな話し手の声が聞きたい、もっと速いスピードの英語が聞きたい、と思っていた私にはちょうど良かったです。もしひとつ、不満があるとすれば、説明にもあるように、これは「イングリッシュジャーナル(EJ)」という雑誌と「1000時間ヒアリングマラソン」の専用テキストの組み合わせなのですが、「1000時間」の方の声優さんにアルクの書籍によく使われている方が所々登場してくる、ということです。
ただ、内容がTOEICなどの会話とは違うのでそれほど気にはなりませんでしたが。ある程度勉強されてきた方にはちょうどいいと思いますが、てつやさんがおっしゃられてるように、アルクが推奨するTOEIC550点くらいの方ではかなり難しく、挫折する可能性が高いと思われます。
また、私はディクテーションやリピーティングにも力を入れたい、と思っているので「1000時間」の方のテキストも活用できてますが、相当すでに力をお持ちの方だと、「EJ」を本屋さんで購入された方が安く済むし、「1000時間」のテキストは不要だと感じられるかもしれません。私個人の感想としては5点満点で4.7点、といったところです。
「1000時間」から話が少しそれますが、てつやさんがお勧めされていた、「ハイディ矢野のネイティブの発音、リスニングが絶対身につく本」、「英語の発音がよくなる本」もすごく良かったです。
今まで自分であいまいに解釈して発音してた部分がクリアになり、かなり発音に進歩が見られたような気がします。よく「聞いたままに繰り返せ」と聞くので、そのとおりにしていたつもりでしたが、やはり日本語に慣れてしまっている耳と口では限界がありどれだけ自分が今までいい加減な発音をしていたのがが認識できました。
あの手の本はアテにならないと今まで無視していたのですが、基本の発音はちゃんと学ばないと私のようにかなりの単語を詰め込んでしまった後では修正にかなり時間がかかり辛い思いをします。是非初心者の方はあの2冊をチェックされた方がいいかと思います。
里佳子さん、投稿ありがとうございます。発音を勉強してからヒアリングマラソンというのはいいやり方ですね。『単語を詰め込んだ後では修正が辛い』というのは、私も全く同じ経験をしたので同感です。本当に大変ですね。 (てつや)
★☆☆☆☆ 根性がある人向きです
32歳主婦さん
9年前、ホテルに勤務していた私は、旅行会話くらいしかできず、「もっと英語が話せるようになれば希望のセクションにいけるはず。」という野心と、単純に「英語が好き」という理由とで張り切ってヒアリングマラソンを開始しました。結果は・・・2ヶ月でリタイア。そのくせ、いつかやるかも・・と、教材だけは全て購入。あーもったいない。原因は・・・
1. そもそも、私のレベルに合っていなかった。
めっちゃ真剣に聴いても、インタビューなんて、知らない単語や言い回しが多 すぎて、 つらかった。大学時代に国連英検B級はとっていたのですが・・・
2. 1日3時間もの時間を英語に費やすことなんて物理的に無理だった。
だって、聞き流すだけではダメなんですもの。(通勤時間が2時間近くもあったので、それを利用するつもりでしたが、往復とも疲れていて、良くても聞き流す程度)
3. もともとものぐさな私。
内容をすごく真剣に聞いて、テキストも読んで、添削課題を提出して、というステップがとても面倒だった。雑誌(EJ)もあったし、私には、内容が充実しすぎていたのかも。
しか~し、以上は全て私の側の原因です。内容的には、やる気がある人にはすごく良いのだろうな、と思います。インタビューは興味深いものが多くて、人による発音の違いなんかも面白いし、EJも、本当に生の英語に触れられるという感じ。ソノ気にさせられるかも。
実は私は、ヒアリングマラソンに限らず、数々の通信教育を今までやり遂げたことがありません。こんなタイプの人にははっきり言って無理(断言しても良いです)。興味はあるけど・・・程度の気持ちでは完走出来ないということです。おかげで、私の会話力はいまだに旅行会話止まり。
☆をあえて付けるなら・・・教材の良さはさておきすごく努力が必要ということで、個人的には星1つ。
32歳主婦さん、投稿ありがとうございます。多くの人が同じような経験をしているのではないでしょうか?本人が悪いと言ってしまえばそれまでですが、どうしても合わないということもありますし、そういう人はやっぱり購入しないほうがいいかなと思います。教材はたくさんあるし。 (てつや)
★★☆☆☆ 中級者向けの教材
Yさん
アルクの1000時間ヒアリングマラソンの感想です。私は最後でやり通して、ヒアリングの能力が上がったことを実感しています。ですから、ヒアリングマラソンの効果を疑っているわけではないのですが、この講座を受ける必要があったかな?という感想も持っています。
この講座の基本となるのは、English Journalという雑誌です。この雑誌についている付属のCDを聴くのが一番のポイントなのですが、この雑誌は市販されています。つまり、この講座を受講しなくても、普通に手にいれることが出来るということです。しかも、そのほうが断然安いです。
もちろん、講座独自のテキストやCDもついているのですが、この講座を受けようとするぐらいの人であれば、あまり必要はないと思います。生の英語をひたすら聴き取るという趣旨に共感した人ほど必要ないのでは?と疑問に思うような気がします。テキストが毎月、決まった分量で送られてくるというのが学習のペースメーカーとしてはいいと思います。
でも、基礎はマスターしてあとは生の英語に触れる量を増やすだけというような上級者にとっては、この講座の金額も考えると、わざわざ受講することもないのではと思います。レベルとしては、中級者までの教材であるというのが率直な感想です。
Yさん、投稿ありがとうございます。この感想は私も同感です。人に教えてもらわなくてもいいという人であれば、講座を受ける必要はないと思います。 (てつや)
★★☆☆☆ 期待していたほどでは・・・
カツさん(TOEIC560点)
有名なアルクの1000時間ヒアリングマラソンをトライしたことがあるのですが、効果としては・・・
う~んという感じです。
効果がないというわけではないのですが、期待していたほどではありませんでした。例えば、TOEICのリスニングセクションだと50点近くはあがったのですが、どんな教材でも1年間勉強していれば、これぐらいはあがると思います。
英語がペラペラにというまでは無理だとは思っていましたが、TOEICや英検のヒアリングテストに出てくるような、ちょっとゆっくりな英語ならば完璧に聴き取れるようになるのではと期待していました。でも、結果としてはイマイチです。ただ、私自身にも原因があるかなとは思うのですが、毎日聴き続けるということはしませんでした。
学生なので時間に余裕があるので、聴くときには1日3時間どころか5、6時間聴くこともありました。でも、遊びに行ったりしたりして、数日間全く聴かないときもありました。ですから、トータルで1000時間ぐらい聴いたと思うのですが、毎日聴き続けるという目標は達成できませんでした。
だから、私も悪かったかなとは思っているのですが、でも5万円近いお金を出したわけですから、例えば聴き取りのテクニックというようなものを、もっと教えてくれる内容だったらと思います。
量をこなすことでという狙いもわかりますが、それならばわざわざ教材を買わなくてもテレビのニュースなどを観ればOKなので、そういった意味で、もう少し理論的なことを教えてほしかったというのが素直な感想です。
カツさん、投稿ありがとうございます。この講座は実践のほうに重点を置いていますから、説明が足りないというのは仕方がないかもしれません。この点はキチンと把握しておこないといけないですね。 (てつや)
★★★★★ 受けてみて、よかったです
T.Mさん (英語力:TOEIC680点)
2週間ほど前になりますが、アルクの1000時間ヒアリングマラソンを完走したのですが、今の感想では受けて良かったなと思っています。私は仕事で英語を使わなければいけない立場にいるのですが、受ける前と比べると、かなり英語の音やリズムに慣れ、英語でのやりとりを落ち着いて出来るようになりました。
以前は、英語というだけで平常心を失ってしまい、せっかく勉強したものを出すことができず、悔しい思いをしていたのですが、ヒアリングマラソンを受けて、英語を聴き続けることにより、かなり改善されました。本当に感謝しています。私の場合、仕事が忙しいこともあり、1日3時間というノルマは達成していません。出勤途中電車で聴くことも試したのですが、満員電車でぎゅうぎゅう詰めで、聴き続ける余裕がなく、途中で止めてしまいました。
帰りの電車では、疲れて寝てしまいますし・・・
そのかわり、毎日家で1時間は集中して聴く時間を持つようにしました。これだけはどんなときでも守っていました。それに、休日は出来る限り多くの時間聴くようにしていました。(でも、やっぱり1日1~2時間程度だったと思います。)そうやって、1年間毎日聴き続けていましたので、それが一番良かったのかなと思います。
ですから、個人的な意見としては、無理して1日3時間聴くぐらいなら、2時間仮眠したりリラックスしたりしてもいいから、残りの1時間に全力投球したほうがいいと思います。現在、私はヒアリングマラソンをもう一度初めからやり直しています。この1年で聴いた時間は500時間ぐらいだと思いますので、もう1年やって本当の意味で1000時間のマラソンを完走するつもりです。
T.Mさん、投稿ありがとうございます。この講座の評判はいいですが、1000時間聴かなくても満足出来る結果が出たというのは、初めてです。ユニークですね。ふた周りも完走して、文字通り1000時間を達成してください。 (てつや)
★★★★★ いいペースメーカーです
矢崎さん (英語力:TOEIC640点)
私はTOEICでどうしてもリスニングセクションの点数が伸びないので、リスニングには効果ありと評判のアルクの1000時間ヒアリングマラソンを受講しています。まだ、2ヶ月目なので、効果があるかどうかはわからないのですが、毎日英語を聴く習慣はつきました。
ノルマが1日3時間なので、かなりハードなのですが、やらなければと思うとなんとかなってしまうものです。正直、今まで英語を毎日3時間も勉強するなんてことはなかったのですが、ヒアリングマラソンを始めてからは、がらっと変わりました。
それもヒアリングマラソンの構成のおかげだと思います。内容が映画俳優や有名人とのインタビューや政治家のスピーチなので、とても面白いです。つい、耳を傾けてしまいます。また、毎月1回あるテストがあり、ここでいい点数をとってやろうとするのもモチベーションアップに役立っています。テストとか試験ときくと、むきになってしまうのはサラリーマンの悪い癖かもしれませんが。(笑)
こんなペースで1年間も続ければ、間違いなくヒアリングは上達していると思いますので、個人的には受講してみてよかったなとつくづく感じています。英語を勉強していても、どこか真剣になれないなんていう人には、いいペースメーカーになるような気がします。私にとっては、自信を持って他の人にも薦められる教材です。
矢崎さん、投稿ありがとうございます。会社勤めをしている方が毎日3時間の勉強時間を確保するのは、大変なはずなのですが、矢崎さんのメールを読んでいる限りでは、楽にこなしているような気がします。教材とうまがあうって感じですね。こうなると、必ず実力はアップしますので、このまま頑張ってください。 (てつや)
★★★★★ やりがいあります
ガンバさん (英語力:TOEIC780点)
私も以前、1000時間ヒアリングマラソンを受講したことがあります。そのときはTOEICのスコアが650でしたが、私はリスニングのほうが得意で、このときもリスニングセクションのスコアが380でした。かなり前からヒアリングマラソンは大変な講座ということを知っていたので、いつかは挑戦したいと思っていたのですが、そのときに、「もしかしたら、最後まで完走できるかも」と思い始めました。
正直にお話すると、最初は後悔しました。1日3時間聴くということが想像以上にキツかったからです。当時私は学生だったので、時間を確保するのは難しくなかったのですが、3時間英語を聴くということ自体が大変でした。手加減の無いナチュラルスピードですから、本当に集中していないと聴き取れません。でも、私は30分ぐらいで疲れ果ててしまい、3時間なんて夢のまた夢でした。自分のうぬぼれが木っ端微塵になりました。
途中から、とりあえずやれるだけやろうということで、1日3時間というこだわりを捨てて、集中できないときには、聞き流すようにしました。ですから、1年で1000時間は完走できたのですが、本当に集中して聴いたのは、その半分もなかったと思います。でも最後は3時間、集中して聴くことが出来るようになりましたよ。
そんな感じで取り組んでいたので、当時は自分の英語力がどれだけ上がっているのか、あまり気にしていませんでしたが、振り返ってみると、英語を聴くことがすごく自然になっていたので効果はあったと思います。TOEICのスコアも上がりましたし、満足しています。TOEICの問題もスゴクゆっくりに感じました。
かなりノルマがキツイ講座ですが、リスニングを伸ばしたい人にはピッタリだと思います。キツイですが、それだけにやり遂げられれば色々な意味で力になります。1年間、頑張ってみるのもいいと思います。英語そのものに対する力がつくと思います。
ガンバさん、投稿ありがとうございます。集中していると30分ぐらいしか続かなかったというのはよく分かります。私も、最初は30分聴くと1時間ぐらい昼寝をしていました。最初はそれぐらい疲れるんですよね。それが自然になったというだけでも素晴らしいです。 (てつや)
★★★★☆ ちょっと大変です
ヤスシさん (英語力:TOEIC730点)
1ヶ月前からヒアリングマラソンを始めました。1日3時間でもこなせると自信を持って始めたのですが、早くも弱音をはいているところです。3時間というのはハンパではないということを思い知らされました。通勤途中に電車の中で聴いたりしているのですが、そういうときにはあまり集中できないので、これで大丈夫なのかなと不安に思っていたのですが、このページの体験談をみて、それでも効果があるんだなと勇気が湧いてきたところです。こういうページがあるのはホントに心強いです。
私が今まで使ってきたなかでの感想ですが、内容が濃いので飽きません。よくありがちな日常の場面を想定してというようなお決まりのパターンではなく、生のインタビュー記事が中心ですから、つい夢中になります。今のところはないのですが、自分の好きな人のインタビューが出てくればと期待しています。
会話のスピードもナチュラルですし、やりがいがあります。でも、内容がわからないときには記事のスクリプトで確認できますし、安心です。ですから、この講座の内容については不満はありません。
唯一心配なのは、私が時間をとれるかどうかということです。最近になって仕事が忙しくなってきたのが恨めしいです。仕事で疲れたあとだと、頭に入らないし、それだけがホント困りものです。でも、挫けずにがんばっていこうと思います。
ヤスシさん、投稿ありがとうございます。社会人の方が1日3時間聴き続けるというのは、本当に大変なことだと思います。忙しいときは無理せず、時間を減らしてもいいと思います。1日3時間で1年間ならば、1日1時間で3年間でもいいわけですし。続けることが一番大切です。 (てつや)
★★★★☆ 現在奮闘中!
ばくさん (英語力:TOEIC700点)
1000時間ヒアリングマラソンを現在受講中です。サラリーマンなので毎日3時間という勉強時間をとるのは難しいので、通勤と帰宅中の電車の中で聴くようにしています。受講をしたときはTOEICのスコアは700だったのですが、リスニング310と苦手だったので、聴こえてくる英文を理解することは出来ませんでした。
今でもその状況は変わりないのですが、英語を聴いていても疲れなくなりました。(笑)それだけでも、少しは効果がでているのだろうなと思っています。案外、きちんとした状況で聴けないというのがいいみたいで、ダメでもともとといった感じで気楽に聴いています。
今まではこれだけ、リスニングに時間をかけることはなかったので、これから効果が出ることを期待しています。
ばくさん、投稿ありがとうございます。英語を聴く習慣が出来たというのは今後大きいと思います。頑張ってください。 (てつや)
★★★★☆ オススメです
ピックさん (英語力:TOEIC680点)1000時間のヒアリングマラソン完走しました!今は充実感でいっぱいです。これだけ大変なことを最後まで出来た経験はなかったので、本当に嬉しいです。約1年近くも続けられたのは、内容の面白さのおかげですね。バラエティに富んだ内容なので、飽きることがありませんでした。毎月あるテストもいいアクセントになりました。大変でしたが、それだけの価値はありました。
英語が以前よりゆっくり聞こえるようになりましたし、以前は聴き取れないような音も聴き取れるようになりました。TOEICの問題集も解いてみましたが、リスニングセクションで400点も取れました!英語を話せるようになる第一歩を踏み出せたんだなと実感しています。本当にやって良かったです。
ピックさん、投稿ありがとうございます。本当に成果があったんだなとメールを読んでいるだけで分かりました。これだけお気に入りならば、ペースを落としてもう一度やるのもいいと思いますよ。 (てつや)
★★★★★ ホームステイにいって、成果を実感できました
Iさん (英語力:英検2級)
語学留学を希望していて、その前に少しでも実力をつけようと思って1000時間ヒアリングマラソンを受講しました。当時の私には荷が重過ぎるぐらいのレベルだったと思いますが、これぐらいは出来なければ留学なんて出来ないと思い、必死でやりました。1日3時間というのは大変でしたが、どんな聴き方をしてもよいということだったので、なんとかやり続けることが出来ました。内容がユニークだったのも続けられた一因だと思います。
そして、そのあとにアメリカの語学学校へ行ったのですが、そのときに本当に1000時間マラソンをやっていてよかったと思えることがありました。ホームステイ先の家族の人が話す英語が聴き取れるのです。少しゆっくり話してもらったり、私は単語力がないので簡単なコトバで話をしてもらったりしてもらわなければならなかったのですが、キチンとコミュニケーションをとることが出来ました。相手の人達にも、「こんなに英語を話せる日本人は初めて」と褒められました。
語学学校の授業でも余裕を持ってついていけましたし、他の国の人達とも会話をすることが出来ました。英語が聴き取れるだけで、かなり有意義な時間を過ごせたと思っています。ヒアリングマラソンのおかげです。
この講座は大変ですが、それだけの効果は期待できます。ヤル気のある人は挑戦してみてはどうでしょうか?私にも出来たのだから、どなたでも出来ると思います。
Iさん、ありがとうございます。う~ん、素晴らしい。見事に教材を利用した好例ですね。こういった話を聞けるのはとても嬉しいことです。「私に出来たのだから誰でも出来る」ってカッコイイですよ。 (てつや)