英語を勉強する人には暇なときにちょっとでもいので、時折『英語を学ぶというのは、どういうことなのか?』ということを考えてみて頂ければと思います。

 

英語を話せるようになる、英会話が出来るというのは、外国人とじかにコミュニケーションを取るということにつながります。外国人というのは生活環境も違えば、文化も違う人達です。日本というのは文化的には世界のなかでは独特なので、日本人からしてみれば、どの国の人でも、違う面が多々あると感じるでしょう。

 

考え方も違えば、物事の捉え方も違います。そういった人達とキチンと意思疎通を図ることが英会話の最終目的と言えます。英語という言葉を話せれば、それでいいというわけではありません

 

相手と自分は違うということを意識したうえで、その違いを考慮しながら、お互いを理解していくという姿勢がなければ、うまく自分の意志を伝えることは出来ないでしょう。相手が伝えたいことも誤解した形で捉えてしまうかもしれません。

 

コミュニケーションというのは双方向なので、お互いが同じように注意すべきことではあるので、日本人だけがということでは無いのですが、日本人の場合、環境が違う人とのコミュニケーションに慣れていないだけに、最初のうちは頭で意識しておいたほうが賢明です。

 

これは実経験を積まなければ実感出来ないことなので、そういった意味では、なるべく外国人とコミュニケーションをとる機会を設けるべきです。日本にいる外国人は当然、日本のことに詳しいですし、日本人に対して親近感を持ってくれていますから、最初にコミュニケーションをとる相手としては格好です。

 

もう一つはYoutubeのような動画でも、英字新聞のような読み物でもいいのですが、自分が知識に精通している分野の題材を見ることです。アメリカで発信しているものであればアメリカ人の考え方が反映されているので、それで日本人である自分との考え方の違いを認識することができます。

 

日本に関する記事であれば、より分かりやすいですね。こんなふうにして『違う』ということを実感する経験を重ねれば重ねるほど、外国人とのコミュニケーションはうまくなるでしょう。

 

英語学習者にとっては、先の話なのかもしれませんが、是非どこかで意識して頂きたいなと思うことです。