今回のコラムはヤル気が出ないときに、それを克服して英語の勉強に取り掛かるための方法を幾つかご紹介しようと思います。
ヤル気が出ないときは休んでも構わないのですが、それが3日も4日も続く場合は問題です。このままほっておくと気がついたら勉強そのものを止めていたということになりかねません。こういうときは、強制的に自分を勉強に向かわせる必要があります。
多分、これは殆どの方が経験済みだと思いますが、嫌だなと思っていることでも1度始めてしまえば、想像以上に簡単なものです。最初の一歩を踏み出すことさえ出来れば、どうにかなるので、今日のコラムはそこだけにフォーカスしてみます。
ちなみに、私も最近ヤル気が出ず、それを克服するために自分で今現在使っているやり方ばかりなので、参考になると思います。
毎回、必ず決まったことから始める
勉強を始めるときに毎回同じことをするようにします。私の場合、お気に入りのペーパーバックを5分間、読むということなのですが、どんなことでも構いません。同じことを何度も繰り返していくと、抵抗なく始めることが出来るので、その効果を狙った方法です。
毎回、同じ時間に始める
勉強する時間を決めて、毎日その時間になったら必ず始めるようにします。これも最初の方法と一緒で同じことを毎回繰り返して、習慣化させてしまうことを狙った方法です。
量を細分化する
勉強する量ですが、1時間や2時間かけないと終わらないと思うと、ノルマの大きさになかなか始めることが出来ないものです。そこで、自分が負担に感じないくらいの範囲で目標を小さくします。
私の例だと、映画のスクリプトを利用して勉強しようとしたのですが、映画って1本2時間ぐらいかかりますので、最初から全部やろうと思うと、気が遠くなってきます。(笑)
そこで、10分ぐらいで終わる量に区切って、そこだけをやることに集中することで、取り掛かりやすくなりました。
とりあえず、こんなところです。ポイントは目の前のことだけに集中するということです。1時間、2時間と先のほうをみると嫌になってしまうことでも、目先の数分間であれば頑張れるものです。
あまり先のことは考えずに1つのことだけ考えると案外出来ます。あとは無理をしないことです。
こういった方法は少しだけやればいいと思うからこそ出来ることです。最初から、絶対に数時間は勉強を続けると思うと、まず効果は期待出来ません。これは説明するのが非常に難しいのですが、数分間勉強して満足出来る人であれば、結果的に数時間勉強することも出来ます。
一方、数時間勉強しないと満足出来ない人は、最初の数分間を続けることも難しくなります。ヤル気が出ないというのは不真面目さよりも、真面目さのほうが原因になっている場合が多いものです。気楽にのんびりいきましょう。それが結果的に1番です。