1日中英語に漬かってみようとは、なんてバカなことをと思う方もいらっしゃる方もいるかと思いますが、私は本当にやってしまいました。そのとき、英語を話せるようになりたいというモチベーションが、よっぽど高かったんでしょうね。

 

具体的に何をしたかというと、1ヶ月アパートの部屋に閉じこもっていました。大学はサボり(もともと、サボってばっかりだったのですが・・・)、バイトは休みをもらい、部屋の外に出るのは買い物をするときだけでした。

 

部屋に閉じこもる環境を整えた私は、1日中机に向かって、英語を勉強していた・・・なんてことはありませんでした。そこが私の私たるゆえんなのですが、そんな勉強ばっかりするなんてことは、何があってもありえません。

 

では、どうやったかというと、まずは音です。英語が常に聴こえてくるようにしました。テレビは2ヶ国語放送、もしくは映画やドラマをビデオで流していました。そして、観たいときには観るというふうにしていました。

 

音楽も当時、私は邦楽と洋楽を両方聴いていたのですが、この間は洋楽だけにしました。もちろん、洋楽を聴き取れるだけの力は無いのですが、とりあえず気持の問題として、洋楽にこだわってみました。

 

そして、あとは好きなことを好きなようにしていました。私の場合、本を読むのが大好きなので、そのときも基本は読書(リーディング)でした。大好きなシドニー・シェルダンのペーパーバックを数冊読んだと思います。

 

それから、これが私流だと思うのですが、パソコンです。パソコンといってもゲームなのですが、私は昔からゲームが大好きで、今でもプレステなんかでよく遊んでいるのですが、当時はパソコンのゲームソフトにはまっていました。

 

パソコンのゲームというのは世界中で製作されていますが、英語圏で製作されたゲームは当然英語が使われています。そして、昔は英語のソフトが翻訳されることなく、そのまま売っていました。

 

そこで、そんなゲームを活用しました。遊びながら英語を学ぶ究極の形ですね。学ぶといっても、ゲームに出てくるコトバは特殊な分野になるので、正直なところ、あまり役にたちません。今にいたるまで、口にする機会がないぐらいですから(笑)。

 

でも、とりあえず英語を読むことに慣れたのは、間違いないと思います。それに英語を瞬時に理解出来る力もつきました。とはいっても、冷静に考えれば、ただのゲームオタクとあまり差はないかも・・・

 

(Part3へ続く)