別ページ『初心者向けの英会話勉強法』でも書いていますが、これから英語を学ぶという人にとって、まず大切なことは発音と英文法に関する知識を押さえることです。
この2つが英語という言葉の土台になるからです。この土台のうえに語彙力という知識を重ねることで、しっかりとしたデータベースが出来上がります。
リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング、これらのスキルは全て、データベースを活用するためのやりかたです。データベースがなかったら、どれだけ活用法を学んでも意味がありません。とても重要です。
とはいっても、これも『初心者向けの英会話勉強法』でも書いてあることですが、難しい知識は必要としません。高校卒業程度の知識を身につけることが出来れば十分です。
TOEICでスコア900を目指すといった高いレベルを目指す場合には、より高度な知識が必要ですが、それも基礎知識を身につけてこそ理解できることです。
まずは英文法の基礎を学ぼう
文法に関していえば、英語初心者は高校卒業程度の知識をマスターすることを最初の目的としましょう。
そのため、参考書等も難しいものを選ぶ必要はなく、高校生向けの参考書を1冊利用すればOKです。このサイトでは、何度も取り上げていますが、『Forest』などがオススメです。
もしくは、英語学習初心者向けに書かれた文法書を利用しましょう。 『ネイティブスピーカーの英文法―英語の感覚が身につく』、『英文法のトリセツ―英語負け組を救う丁寧な取扱説明書』といった書籍がオススメです。
こういった書籍をみても、難しくてついていけないという場合には、学習カリキュラムがしっかりした語学教材を活用することです。
初心者にオススメなのは『ゼロからの英語やり直し教室』です。文法のことは何も分からないという人を対象にした通信講座です。
ちょっと英語の知識がある人、たとえば『英語が好き!』というような高校生がみても、簡単すぎると思えるぐらい、初歩的なことに焦点を当てています。
そのため、本当に英語が苦手という人でも、やりとげられる内容となっています。分からないところがあればメールで質問が出来るサポート付きの講座なので、初心者にとっては、ここも安心できる点です。
この講座を修了すれば、このページで紹介しているような参考書等を利用して勉強できるようになるので、あとは独学で進められます。
そういった意味では、教材は最初の一歩を踏み出すためのものと言えます。独学で進められる人は自分でどんどん進める。それが無理な人は教材を活用する。 こんなふうに考えておくといいかと思います。
基礎が出来たら、あとはひたすら英文法問題を解く
こうやって基礎知識を身につけたら、あとは応用ということになりますが、ここは問題集を解きながら覚えていくというのがオススメです。
問題集を解いて分からないところ、間違ったところがでてきたら、解説を読んで覚える。この繰り返しです。基礎知識を押さえておけば、解説の内容が理解出来ないということは、そうはないので、その都度覚えていけば、自然に知識が増えます。
TOEIC対策問題集などを利用すれば、英会話に必要な文法知識を的確に学べます。
ちなみに、もし解説の内容を読んでも分からないというところが出てきた時、役立つのが先ほどご紹介した『Forest』です。この本は参考書でありつつ、文法を項目ごとにインデックスしている辞書のような本でもあります。
そのため、分からないところは、Forestの該当項目を見直すようにすればバッチリです。
TOEICのスコアが800ぐらいはあるような上級者でも、こういった使い方をしており、Forestは英文法を学ぶ人間にとっては、末永く使える有り難い存在です。そういえば、Forestには専用の問題集もあるので、そちらも併用して使うといいです。
Forestのことについては、こちらのサイトに詳しく載っていますので、合わせて参考にしてみてください。