スピーキングの勉強をする時の最初の一歩として、フレーズ集を使って、音読するという学習法をおススメします。

 

スピーキングといっても、いきなり英語で話すのは不可能です。まずは独学で英語を口にすることに慣れることが先決です。

 

そのための勉強法としておススメするのが、市販のフレーズ集等を使って、口にする練習をすることです。フレーズを何度も口に出しながら覚えます。

 

ここでは暗記することは意識せず、口に出しているうちに自然に身に付くことを目指すという発想で取り組むといいです。

 

フレーズ集1冊分、中身をスラスラ言えるようになれば、かなりのものです。これぐらいの英文を自然に口に出せる頃には、英語で考える力も上達しているはずなので、ネイティブと会話をしても、それなりにいけるはずです。

 

そこまでいけば、英語で会話をすることを楽しめるようにもなっているはずですから、あとは実践の中で、ドンドン力がついていくはずです。

 

ちなみに、なんだかんだ言っても、会話をすること以上に英語、すべてのスキルを最も効率的に伸ばす方法はありません。会話の中で覚えたことは頭に残りますし、耳も英語に慣れるので、リスニングスキルの伸びも速いです。

 

そういった意味では、実際に会話をするということは、英語学習の中で取り入れて頂きたいことなのですが、話すということにおいて基礎力が無いちには苦痛でしかないので、まずは土台作りとして、上記のような独学法で実力を蓄えてください。

 

フレーズ集に関しては、どんなものでもいいのですが、なるべく範囲が多岐に渡っているもの、CDが付いているもの(発音の仕方も耳でチェックできるようにするため)がベストです。また、やたらと難しい単語が登場するようなフレーズ集はパスしましょう。

 

ネイティブ同士の会話でも、会話は簡単な単語を使って表現するものです。難しい単語を使ったら、相手に内容を理解してもらえず逆効果です。今では、そんな内容の本は出版されないと思いますが、一昔前の古いフレーズ集には、そんな本もあるので要注意です。

 

最後に英会話教材としては、スピーキングスキルを伸ばせるものとしてYou can Speakという教材をおススメします。ゲーム感覚で楽しく取り組めるのがメリットです。

ただ、英会話教材は高額なので、無理して購入することはありません。あまりお金をかけたくないという人は市販の書籍で十分です。