車を運転する方は分かると思いますが、視線を前に持ってくると車がフラフラして、うまく走れません。一方、視線を先のほうに向けて運転すると、上手く走れます。
英語の勉強もこれと一緒です。1ヵ月後にこうなりたいとか、3ヶ月で何とか少しでも話せるようになりたいと思うと、空回りしがちです。
思うような結果がでないことにイライラしたり、『これでいいのかな?』と勉強のしかたに疑問を持ったり・・・・
最悪のケースでは、自分自身を信じられなくなったりします。あっちこっちへフラフラして、肝心の勉強に身が入らない状態です。
これに対して、1年後にこうなればいい、3年でこれだけやるというふうに長いスパンで捉えると、目先のことは気にしなくなり、落ち着いて勉強できるようになります。
1年後、3年後と言うと、時間があるような感じがしてだらけてしまう。そんなタイプの方は、毎日の最低限のノルマを設定しておけば、それで十分です。
視線を先に持っていくというのは、すぐに英語を話せるようにはならない、時間がかかることを覚悟するという意味でもありますが、その認識が一番大切です。
目先のことでフラフラしないためにも、長期的視野を持つようにしましょう。