今日のコラムは勉強方法について、1つの考え方をお伝えします。もし共感して頂けるようでしたら、取り入れて頂ければと思います。
英語の学習方法として、英字新聞を読むとか、TIMEのような雑誌を読む、あるいはCNNのニュースを観るというようなことを聞いたことがあるでしょうか?
これらは日本では定番とされる学習方法です。たしかに効果のある方法なのですが、個人的にはちょっと変だなと思うことがあります。
例えば、英字新聞。書いてある内容は政治や経済から社会記事など色々ですが、こういったことに本当に興味が持てない人が読んでも続かないはずです。
理由は単純、読んでいてもつまらないからです。
TIMEやCNNも同様です。こういった方面に日頃から興味があるというのでもなければ、内容をみてもさっぱりのはずです。
違う言い方をすれば、日頃から日本の新聞を読んだり、ニュース番組を観ているか?ということです。
これがYESであれば、英字新聞などにもあまり抵抗なくついていけるはずです。日本語と英語の違いはあっても、本質的に一緒だからです。
(ニュースの内容は違いますが。)
一方、日頃から日本の新聞さえ読んでいない人が、英字新聞を読んでもついていけるはずがありません。日本語でさえ普段やらないことを英語でやるのは至難の業です。
英字新聞や雑誌、ニュース番組を利用するメリットは生の英語に接することが出来るということです。逆にいえば生の英語であれば、分野は絞らなくてもいいわけです。
ここで自分が興味がある分野を選択するという方法が考えられます。
スポーツが好きならスポーツ関連の雑誌やニュース番組、HPというのが狙い目になりますし、それが料理であってもガーデニングであってもいいわけです。海外には日本では知られていないようなことがありますから面白いと思います。
ポイントは本当に自分が興味を持てること、好きなことに絞ることです。
私の失敗談なのですが、以前スポーツが好きだったので、アメリカのスポーツ雑誌を読もうとしたことがあります。
しかし、私の好きなスポーツというのは日本のプロ野球やサッカーであり、アメリカのスポーツではなかったのですぐに読むのを止めてしまいました。
(今では、あちらのスポーツも好きなので、楽しく読んでいます。)
同じ分野であっても、日本と海外では内容が違うので本当に海外のものに興味が持てるのかどうか、確認することが必要です。逆に、日本のものは興味がなくても、海外のものだと興味を持てるというのもあるかもしれませんね。
もし、あなたが読書好きで海外の作家さんでお気に入りの人がいるのであれば、その人の本を原書で読むのもいい方法です。すんなり、内容が頭に入ってきますから楽しいと思います。
日本語に翻訳されていない本を読むのもいい方法ですね。アマゾンで作家名で検索すれば、すぐに分かりますので1度お試しください。
いずれにしても、"好き"、"楽しい"内容であることがポイントです。
読むことでも聞くことでも、英語でやるのは大変なことです。日本語でも不得意、苦手ということが英語で出来るはずがありません。
このことを頭に入れて、自分の得意分野を選択して楽しく勉強してもらえばと思います。そうすれば、気がついたらぐんと英語の力が伸びているはずです。