とにかく遊び半分ながらも、1ヵ月間部屋に閉じこもって、英語に浸っていたわけですが、その効果はというと、当時は全く理解出来ませんでした。一ヶ月前と比較して、少し耳が慣れたかなぐらいです。正直、ちょっとがっかりしましたが、今振り返ってみると大きな効果があったと思います。

 

その最たるものは、英語に対するスタミナがついたことです。

 

英語漬けを経験する前は、英語を勉強することにエネルギーを必要としていました。特に顕著だったのがリスニングで、1時間ぐらいCNNを聴き続けていると、ぐったりして、そのまま昼寝に突入していました。(笑)

 

比較的得意だったリーディングも同様で、2時間ぐらい勉強すると、そのあとは半日ぐらい頭が使い物になりませんでした。

 

こんな私が、僅か一ヶ月間、英語に浸りきった結果、英語を勉強しても疲労感を感じないようになりました。ですから、勉強時間も自然と増えていきました。これは本当に大きいです。

 

英語は時間をかければかけるだけ進歩しますから、英語と接することが出来る時間が増えたことはメリットです。考えてみると、英語漬けは英語を本格的に勉強するためのウォーミングアップだったんだなと思います。

 

これで、英語を勉強できる体質が身につきましたから、スゴイことだと思います。考えてみれば、その後4ヶ月間でTOEICのスコアも600から800までアップしましたし、TOEFLも590まで伸ばして、大学院への留学許可を貰うことが出来ました。

 

コツコツやるのもいいとは思いますが、特に気の短い血の気が多い人は、こんな荒療治をするのもいいかもしれません。