ビジネス英語を使うことが日常的な職場にいれば、必然的に自己紹介をする機会もあると思います。

 

これまでは、日本人の場合、英語が出来る人に紹介してもらうというケースも少なくありませんでしたが、やはりビジネスマンとしては、人の助けを借りずに自己紹介ができるようにしておきたいものです。

 

自己紹介というのは、長々と行うものではないので、端的・シンプルに伝えられるようにしましょう。

 

また、自己紹介というのはパターン化出来るものなので、事前に自分の自己紹介文を英語で作っておきましょう。 自己紹介に必要な情報は主に次のようなものがあります。

 

  • 名前  (Name)
  • 生年月日(date of birth)
  • 年齢  (Age)
  • 性別  (Sex)
  • 住所  (Address)
  • 趣味  (Hobby)
  • 仕事・職種(Work)
  • 結婚の有無(Married)

 

プライベートなことも含まれますが、話したくないことは除いて構いません。

 

プライベートなことには踏み込まないというのが、海外の企業では自然なルールとなっていますので(もちろん、伝えたい人は伝えてOKです)、話をして差し支えないことだけに絞ってください。

 

ちなみに、自己紹介について余裕がある人は、話が盛り上げる小ネタを用意しておくことをオススメします。

 

一例としては、自分の名前の由来や、『日本語では、こんな意味があるんだよ』というようなことを英語で説明すると自分を強く印象付けることができます。

 

こういった何気ないPRは案外、重要です。 また、自己紹介をするときのポイントですが、絶対に忘れてはいけないことは、相手の目を見ながらにこやかに話すということ。

 

日本人にとっては照れることかも知れませんが、相手の目をみて話すというのは、アイコンタクトの文化が強い外国人を相手にするときには必須です。

 

日本人同士の自己紹介で、よくありがちな、下を向いてぼそぼそと話すようなことをすると、印象はかなり悪くなります。

 

しっかり相手の目を見ながら、笑顔で話すように心がけましょう。

 

どうしても難しいというときには、相手の口元あたりに視線を向けて、時折目を見るというようなことでも大丈夫です。

 

また、複数の人数を相手に自己紹介をする場合には、視線を動かすようにすると、一人の人とじっくり視線を合わさなくて済むので、緊張を押さえられると思います。

 

こんなふうにすると、全員のことを気に掛けていると、高い評価にもつながりますので、一石二鳥です。

 

ここまでビジネスシーンで英語を使って自己紹介をするときの基本について、お話してきましたが、次のページでは、より具体的なやりかたや表現についてお伝えします。