ビジネス英語を専門的に学ぶスクールがあります。特に東京都内には多いようです。
こういったスクールは大きく分けて、二つのタイプに分かれます。
あくまでも『英語を話す能力』を身につけることを目的としているスクールと、プレゼンテーションや対外交渉といった特殊な環境下において、必要な語学力を身につけることを目的としているスクールです。
それぞれの一例は、下記のようなスクールでしょう。
■英語を話すことを目的とするビジネス英語スクール
http://www.bschool.jp/kouza/?ca=1
■特殊な環境下で必要な語学力を身につけることを目的とするビジネス英語スクール
http://www.simul.co.jp/training/course_english/index.html
前者は、一般英会話スクールのビジネス版といった感じですが、スクールによっては、一般英会話スクールがビジネスマン用に作ってあるカリキュラムよりも本格的なビジネス英語を学べるものになっています。
こういったスクールの効果はどうか?ということですが、英語を話すことを目的とするビジネス英語スクール、特殊な環境下で必要な語学力を身につけることを目的とするビジネス英語スクール、それぞれについて、私が思うところをお伝えします。
※あくまでも私見なので、一つの参考情報程度に捉えてください。
まず、英語を話すことを目的とするビジネス英語スクールについてですが、独学が苦手な人や自己管理が苦手で、自分一人では学習時間を確保することが困難というような人にとってはプラスだと思います。
一方、独学でも出来るよという人にとっては、わざわざ通うまでのことは無いと思います。
ビジネス英語というのは、決して特殊なものでは無いですし、結局は話す・聴く・読む・書くという一般スキルがモノを言うので、普通に英語を勉強するだけでも十分です。
そこに専門用語やビジネスシーン特有の表現をインプットすれば用は足りますが、専門用語は毎日の業務のなかで覚えられますし(というより、仕事の現場でしか覚えることは出来ません)、ビジネス英語特有の表現というのは、市販のフレーズ集が一つあれば問題無しです。
ですから、スクールに通うというのは、勉強する内容がうんぬんというのではなく、定期的に英語を勉強する機会を確保するといったペースメーカー的な役割をしてもらうことに意味があると考えてください。
また、講師や他の生徒さんと接することでモチベーションがあがるという効果も期待出来ますが、いずれにしても、英語を勉強する環境を整えるという意味で、価値があると捉えたほうが賢明です。
ちなみに、ビジネス英語スクールに通ったとしても、それだけでは不十分、自宅での独学は必須なので、ここは覚悟してください。
一方、特殊な環境下で必要な語学力を身につけることを目的とするビジネス英語スクールについては、利用価値が高いと思います。
プレゼンテーションをしたり、対外交渉をうまくまとめたりというのは、それ自体が特殊なスキルなので、英語と一緒に、そういったスキルを学べるということは大きな意義があります。
特に英語というか、日本と外国では、やりかたが違うため、知っている人から教わるというのは、とても価値があります。
単純に英語という言葉だけを学ぶのではなく、プラスαのスキルと一緒に学ぶ場として、
ビジネス英語スクールを利用するのであれば、費用対効果は高くなるでしょう。
また、通うスクールを選ぶときには、出来る限りレベルの高いところを選択しましょう。そういったところには、意識の高いビジネスマンが集まってきますので、社外の人脈作りにも役立ちます。
どうせなら、一石二鳥にも三鳥にもなるようにスクールを利用しましょう!!