どれだけ勉強しても、そう簡単に外国語というのは身に付くものではありません。細かいところでミスが出るといったことは日常茶飯事です。
完璧な英語を話せることが理想ですが、そもそも、そういったことは難しいと考えておきましょう。逆に、そう完璧な英語の言葉使いを日本人に求めるネイティブもいません。
多少のミスは許容してもらえます。
仕事をこなすうえでは言葉うんぬんというより、もっと大切なことが幾らでもありますから、ビジネススキルを磨いて、一人のビジネスマンとして信頼されることのほうが重要です。
その信頼力があれば、言葉のミス程度であればカバーできますし、完璧な英語を身につけようとするより、信頼に足るだけのビジネススキルを身につけるほうが簡単です。
英語は間違うもの。これぐらいの認識でいたほうがいいです。
その反面、絶対に間違ってはいけないこと、『言葉が分からないから』では通用しないこともあります。
たとえば、数字です。
納期や締め切りといった日時 単価、発注額といった金額 発注数、納品数といった数量 日本語で考えてみても分かりますが、数字で表現されることは、間違いが生じると大きな問題に発展しがちです。
トラブルにもなりかねません。だからこそ、数字にまつわる表現については完璧に意思疎通を図れるようにしましょう。
同じように契約や取引に関する文書というのも、間違いが許されないものです。契約書や見積もり依頼書、発注書といった文面ですが、これらも決まったパターン、表現を使い回すことが大半なので、そういったものを覚えてしまうようにしましょう。
ビジネス英語表現集といったような市販の書籍に収録されているような言葉を身につけるよりも、優先順位は先です!!