今回の旅行で一番楽しみにしていたのが、ラスベガスに行くことでした。ラスベガスといえばカジノです。私は競馬やパチンコといったギャンブルには全く興味が湧かないのですが、なぜかカジノは大好きで、以前アメリカに留学していたときには、数回遊びに行きました。
それ以来、約5年ぶりに訪れるとあって、とても楽しみでした。
仕事は昼間で終わるので、夕方から完全にフリーです。ホテルで一眠りしてから意気揚々と出かけました。ホテルの外へ出ると、ネオンが点燈していて、いい雰囲気です。ラスベガスは一日中元気な町ではあるのですが、やはり活気付くのは夜です。テンションを上げながら久々のカジノに足を踏み入れました。
ところが、カジノに入るとどこか違和感を覚えます。何となく盛り上がりに欠けていて、空気もよどんでいるような感じです。このカジノはダメだと思い、別のカジノに行きましたが、どこも似たり寄ったりです。
何でだろうと不思議に思っていると、あることに気づきました。人の数が圧倒的に少ないんです。私の記憶にあるカジノといえば、どこも超満員、ギャンブルで遊ぼうにも、どこも満杯というものです。
でも人がいっぱいだと活気がありますから、たとえギャンブルが出来なくてもカジノを歩いているだけで楽しく、エンターテイメントの町の雰囲気を嫌でも味わうことが出来ました。
ところが、私が今回ラスベガスを訪れたのは11月のオフシーズン、しかも平日です。ラスベガスでも、観光客の数は少なめだったというわけです。
考えてみれば、私が過去訪れたときはお正月だったり、大学が休みに入った期間、つまりアメリカではかなりの人が休みをとれる時期ですから、観光客でいっぱいだったのも当たり前の話です。
考えてみれば当たり前のことですが、やっぱり今回は残念でした。つくづく感じましたが、遊びに行くときというのは、あえて混んでいるときに行くほうがいいのかもしれません。混んでいる時に行くと、すいていればと思うものですが、実際にそういう場所が、がらがらだったら全然盛り上がりません。
テーマパークのようなアミューズメントスポットというのは、人ごみも含めて楽しいのかもしれません。
少なくてもラスベガスはそうです。また、混んでいるときは稼ぎ時でもありますから、カジノのディーラーもスタッフもとても親切です。ギャンブルに関しては初心者も多いですから、それなりに勝たせてもらえたりします。(もちろん、最後には負けますが・・・)
それに、人が多くて盛り上がっているときは、みんな気分が乗っていますから、和気あいあいと話をしながらプレーすることが出来ます。やっぱり、ラスベガスはピークシーズンに行くべきですね。費用は高くなりますが、あの雰囲気を考えれば、十分お釣りはきそうです。
私は今回こんな感じで盛り上がらなかったのですが、一緒に行った友人はラスベガス初体験だったこともあり、満喫していました。
ギャンブルも初めてだったのですが、面白かったらしく日本に帰国してからもインターネットカジノで遊んでいます。本人いわく、あまり損をせずに長く遊べるからいいということです。(こんなものです⇒『Imperial Casino』)
私も1度だけやらせてもらいましたが、そこそこ面白かったです。でも、やっぱり実際にその場でプレーするほうが面白いですね