来週、試験があるので今週は本気で勉強しなければいけない。それなのに全くヤル気がでない・・・
ヤル気を出さなければいけないことは自分でもわかっているし、なんとかその気になろうとしているけど、でもダメ
こんな経験をしている人は多いと思います。自分が自分でないような気がして、ツライ瞬間ですよね。こんなときに、自分の気持ちをコントロールして勉強する気をおこす方法をお伝えします。
ただ、こういうときは勉強をやめて休みをとる時期なのかもしれません。ですから、あくまでも緊急時の手段と考えて頂ければと思います。
あるいは、休みをとっても変わらないというときに、自分にムチを入れる意味で使ってください。
そのやり方なのですが、きわめて感覚的です。最初は難しいかもしれませんが、何度も繰り返していると、うまくなってきますので、少しずつ慣れていってください。
では具体的なやり方です。これは2ステップにわかれます。
第1ステップはヤル気がでない自分を客観的に認識します。ヤル気がでないときというのは、『勉強するなんていやだなあ』という気持ちで心がいっぱいになっているはずです。
そんな自分を横から観察しているようなイメージで認識します。『私はいやだなという気持ちを持っている』というふうに自分には関係のない事実かのように客観的に捉えます。
この客観的にというのがポイントです。
もし、本当にできれば『いやだなあ』という気持ちはなくなり、平穏な気持ちになっているはずです。平穏な気持ちになっていないのは、まだ客観的に捉えきれていない証拠です。
これは心のなかでイメージすることなので、向き不向きがあります。できる人はすぐにできるのですが、できない人はなかなかできません。
できない人は深呼吸をしたりして、気持ちを少し落ち着けてから始めると、やりやすいかもしれません。
慣れの問題なので、諦めずにイメージしてみてください。
この第1ステップができれば、第2ステップはカンタンです。
これも心の中のイメージですが『いやだな』という気持ちを捨ててしまいます。ゴミ袋に入れて投げ捨てるような感覚です。
やるコトはこれだけです。こんなの子供騙しなのでは?と思われるかもしれませんがこれだけで、スムーズに勉強に取り組める人も多いはずです。
しかし一方で、イメージはうまくできて、気分が変わったことは実感したけど、でも、勉強しようと思った瞬間に、また元に戻ってしまったという人もいると思います。
そんなときは、もう一度自分の気持ちを客観的に眺めてください。また『いやだな』という気持ちに自分の目がいっていることに気がつくはずです。
ここから、先ほどのやり方を繰りかえすのですが、このときは気持ちが平穏なときには、『いやだな』ということに自分が焦点をあてていないということに気がついてください。
『いやだな』と思っているときは、その気持ちのほうに自分の意識が向いてしまっているからです。その意識の向きを『いやだな』という気持ちから逸らせばそれだけで、その気持ちから自分自身を解放できます。
そのための私なりの具体的なやり方がご紹介した2つのステップです。
もともと、私も友達から教えてもらったのですが、すぐにできるようになったので、多分あなたにもできると思います。自分の気持ちがコントロールできると、英語の勉強だけでなく色々な場面で活用できますので、ぜひ試してみてください。