私が本気でTOEICに取り組んだのは、留学することを決めたあとでした。語学力アップの一貫としてハイスコアを取得することを目標にしました。
初めてTOEICを受けたときのスコアはたしか530ぐらいだったのですが、そこから1年ちょっとで800までスコアを伸ばすことができました。その時に実践したこと、注意していたことなどをまとめてみます。
※このページではTOEICテストの解答テクニックについてまとめています。基本的なTOEIC対策勉強法については、下記のページを参考にしてください。
私はこんなふうにしてTOEICのスコアをあげました:勉強法編
解答テクニック編
解答テクニックというのは、『リスニングの問題が流れる前に設問を読んでおこう』というような、問題を解く際に役立つ細かなテクニックのことです。
ちなみに、今では本当に色々なテクニックが公開されています。なかには『そのやりかたを覚えるよりも普通に解いたほうが楽なんじゃない』と思えるぐらい、ややこしいものもあります。
私が実際に活用していたテクニックというのは、そういったものではなく、意識して覚えるまでもなく使えるようなタイプのものです。
下記にまとめてみます。
リスニングセクション
リーディングセクション
こんな感じです。あまりテクニックというものでもないかもしれませんが、とにかく意識したことは問題を解くことに時間をかけないということです。
リスニングセクションは次から次へと問題が流れてきます。解答に当てられる時間は数秒という単位なので、じっくり考えている余裕はありません。悩んでいるうちに、次の問題が流れてきて、聞き逃したなんてこともありえます。パッと答えて、頭を切り換えて、次の問題に備える。こんな姿勢が大切です。
一方、リーディングセクションは、自分のペースで解答することができますが、時間と比較して設問数が多いため、こちらもスピードがなければ全ての問題を解くことは出来ません。TOEICに慣れていないと、時間配分が分からず、最後のほうの問題が時間切れで解けないということも珍しくありません。
まずは分かるところから解いていって、確実にスコアを稼ぐ。そんな戦略が必須です。両セクションとも時間が重要ということです。これがTOEIC攻略のポイントかもしれませんが、英語を理解できるだけではダメ、理解のスピードも求められるということです。
ちょっと話がずれましたが、いずれにしても解答するときに意識していたのはこれぐらいのことです。これ以上のことは出来ないというのが実情でした。