こういったメルマガやサイトを運営していると、読んでくれる人のニーズというものが、いつも気になります。読んでくれる人にとって、役立つ内容にしたいからです。そうなると、必然的に『どんな人が読んでいるのか?』ということに、意識が向くようになります。

 

このへんはインターネットの場合、読者数やアクセス数といった数字で推測できるのですが、いつでも初心者、初中級者といった層が一番多いようです。メルマガ、サイトを始めてから3年以上たちますが、いつも同じ傾向だったような気がします。

 

また、私が本格的に英語というものに取り組み始めてから、既に10年以上たちますが、この間も『初心者層』が一番多かったような気がします。英会話スクールでも、教材でも、本でも初心者向けのモノが一番多く、かつ売れているからです。

 

このことを不思議に感じる人はいないでしょうか?

 

これだけ英語を勉強する人が増えて、それをサポートするような教材も溢れていて、教える人もたくさんいて、それでも初心者層がなかなか減らない。ちょっと変です。実際には、増えているのでしょうが、割合としては相変わらず少数派です。

 

英語を学ぶという体制が整ってから、これだけ時間がたっているのですから、話せる人が普通に周りにいるなんて状態になってもいいはずです。

 

でも、そんなふうにはなっていません。これって、結局は『やる人』が少ないからなのではと思います。

 

英語を勉強したい、話せるようになりたい、身に付けたい

 

そう思う人はたくさんいるけど勉強する、話せるように努力する、身に付けようと動くという人は極めて少数、だからいつまでたっても初心者ばかりということになるのだと思います。

 

1年でも2年でも続けていれば、どんな人でも、そこそこのレベルになります。少なくても初心者なんてレベルは抜け出せます。ですから、初心者が減らないというのは、1年、2年続ける人がいないということの裏返しです。

 

というわけで・・・・

 

月並みな言い方なのですが、キチンとやりましょうということです。当たり前のことですが、お盆休みも終わって一区切りという気分だったので、あらためてこんなことを書いてみました。