留学中、特に寮にいたときは、一晩中起きていて、朝まで話をしていたということがたびたびありました。日本の大学寮がどういうものか私はよく分からないのですが、アメリカの場合、門限や消灯時間という野暮なものはありません。

 

異性の部屋に夜中へ行くことも全然OKです。ですから、遊ぶにも男女の区別は余り無かったものです。ある意味、小さな子供の仲良しグループといった感覚でしたね。

 

とはいっても、たま~に男だけで飲もうかという話も出てきたりします。(もちろん、女だけでという話もあるのですが、私は男なので。)で、そういうときにする話は何かというと、女の話になります。それもかなり低レベルの(笑)

 

誰がタイプだとか、この大学でNO.1は誰か?というような話を真剣な眼差しで話をします。勉強にこれだけ真剣な態度だったら皆超一流だったろうなと思わずにはいられない熱意です。留学生が多かったものですから、皆自分の国の女優や歌手の写真を持ち寄ったりもしました。

 

私も日本の芸能人の写真を見せてみたりしましたが、アジア人には酒井法子や酒井美紀(デビュー間もない頃だったと思います。)、アメリカ人には中山美穂が人気だったのを覚えています。(1996年頃の話です。)

 

誰が好き?なんて話がひと段落すれば、今度は下ネタのオンパレードです。HPでは決して掲載できないような言葉が乱れ飛びます。おかげで、そんな言葉だけは数ヶ国語で理解できるようになりました。(笑)

 

実は、ある国では立派な意味のある言葉でも、違う国では公共の場では決して口にできない意味を持っていたりします。本当に面白いので、これだけまとめて発表しても立派な財産になるような気がします。勇気はないですが・・・・・

 

女の話に飽きたとなれば、車の話をしたり、スポーツの話をしたり。日本人と全く変わるところがありません。日本にいたころのような感覚で気楽に喋っていました。あとで考えてみると、車やスポーツに関係する言葉なんて知らなかったはずなのに、完璧に通じているんですよね。相手に自分の気持ちを理解させることも簡単だったし。とても不思議です。

 

日本人の女の子の友達に話を聞くと、やっぱり状況は似たような感じのようです。ファッションや美容、ダイエットの話などには花が咲くようです。もちろん、誰がカッコいい?というような話もあって、日本でよくある「抱かれたい男ランキング」の話をしたら大盛り上がりだったみたいです。

 

日本人とか、アメリカ人とかいっても結局皆一緒です。ホント、堅苦しいことは抜きにして、こんな話をすればもっと分かり合えるのに・・・つくづく、こう思います。

 

でも、今思い出しても楽しかったな。。