英語を勉強しようとしても満足に勉強する時間をとることが出来ない。こんな悩みを抱えている方は多いと思います。

 

『ヤル気があれば、時間は幾らでも作れる!』

 

こんな声も聞こえてきそうですが、何をどうやっても時間をとるのが難しいという人もいます。これは現実問題として仕方がないことですから、少ない時間をどれだけ上手く使えるのか?ということが大きなポイントになってきます。

 

忙しい毎日の中でも着実に実力を身につけている人もいますが、そういった人達は細切れの時間を活用するのがとても上手です。

 

ちょっとした合間、それこそ3分、5分という隙間の時間を利用しています。

たかが3分と思われるかもしれませんが、結構な時間です。試して頂きたいのですが、3分でもちょっとしたフレーズを1個や2個は覚えることが出来ます。

 

また、1回3分として、それを1日10回あれば、既に30分です。もし毎日30分勉強していれば、1年間で約180時間、勉強したことになります。

 

これって、簡単に言えば、1日6時間の勉強を1ヶ月間したことになりますから、やっている人とやっていない人で差がつくのは当然のことです。ありきたりの計算方法ですが、やっぱりバカにならないということです。

 

それに面白いことに、こういった小さな時間を活用することから勉強を始めた人というのは、いつの間にか、まとまった学習時間がとれるようになる傾向があるようです。多分、時間の使い方に対する意識が高いので、結果的に時間管理が上手くなっていくということだと思います。

 

逆に、数分ぐらいの時間では意味がないと言う人ほど、何時までたっても取り掛かれないという状況に陥っているものです。

 

1時間、2時間といっても結局は小さな時間がまとまったものですから、そういった意味では、1分、2分という単位を大切に出来ない人は、1時間、2時間という時間も上手く活用できないのではないでしょうか?

 

ポジティブに考えれば、勉強は苦手という人も数分間ぐらいであれば続けられますし、少しは勉強したという実績は気分的にもいいものです。

 

習慣というのは力ですから、最初は小さなことから始めたことでも、どんどん大きくなっていきます。自転車と同じで、大変なのは一番最初の部分です。1度始めてしまえば、あとは勢いがついて、小さな労力で続けられるようになりまうす。

 

特に今まで何度も途中で挫折してしまったという人は、ハードルを低くした状態でしばらく続けていくのがベストだと思います。

 

あまり最初から無理をしないということですね。『これだけでいいの?』と拍子抜けするくらいのノルマから始めてみてください。そのほうが結果的に長続きしますよ。