英語が話せるようになるまでには時間がかかるものです。個人差もありますが、一般的には数千時間かかるそうです。1日3時間を365日続けたとしても1000時間ですから長丁場の勝負ということがよくわかります。
これだけ長いと、どれだけ意欲があったとしても少しずつ薄れていってしまいます。違う言い方をすれば飽きてしまいます。
楽しい、楽しいといっても、同じことを毎日何時間も繰り返していたら、どこかでつまらなくなってしまうのが普通です。
そんなことはないと言えるのであれば問題ないのですが、殆どの人は途中で飽きてしまいます。ここでどう対応するのかというのが、勉強を続ける、続けないの分かれ目になってくると思います。
このマンネリを防ぐには適度に自分に刺激を与えるのが一番です。自分にとって印象深いことがあると、気持ちが1度リセットされて、またヤル気になるのが人間です。
一番分かりやすいのがテストです。
英検やTOEICの結果が返ってきたときには、良かったとしても悪かったとしても、『勉強しなくちゃ』という気持ちになるのではないでしょうか。
(これがどれだけ続くかは、その人次第ですが・・・)
定期的にこういった刺激を与えると、気持ちが常に新鮮な状態になるので、結果的に英語を続けることが出来ます。
最近、英語を勉強する意欲が沸かない、やらなければいけないとわかっているけど、でもヤル気がでないというような人は、意識的に刺激を受ける環境を作ってみてはどうでしょうか?
テストを受けるのもいいですし、ネイティブと話をするのもOKです。同じように英語を勉強している人と話をするのもいいですね。
今はインターネットがありますから、勉強している人と知り合うのはカンタンです。掲示板に書き込みをしたり、MLに参加したりすれば、その場で交流が出来ますし、ネット上ではちょっと・・・という人は、サークルや勉強会の情報を調べて参加してみるという方法もあります。
インターネットのオンラインレッスンであれば驚くほど格安で受けられるので、ネイティブと話をする機会を定期的に設けることも可能です。
ちょっと贅沢が出来るのであれば、海外旅行に行くなんていうのもいい方法です。海外旅行から帰ってきた直後はみんな英語が話せたらって口にするぐらいですから、それだけいい刺激を受けられるということですね。
やり方は色々あると思いますが、自分にとって刺激になることであれば何でもOKです。
ポイントはなるべく多くの手段を持っておくということです。同じ刺激を何度も受けていると、今度はその刺激がマンネリ化してしまいます。
英会話スクールに通い始めた当初はネイティブ講師と話すことにワクワクしたり緊張したりしていたのに、今は何とも思わないなんて経験をした覚えがある人も多いのではないでしょうか?
でも、この例でいえば、違う学校に行くだけで、また刺激になったりするものです。こうやって刺激の内容を変化するようにすると常にフレッシュな気持ちを保てます。
飽きること自体は当然のことです。自分は飽きっぽいと悲観する必要はありません。それよりも、飽きたとき、そこからまた興味を持つように工夫することが大切ですね。