英語を使って仕事をしてみたい
英語を勉強していると、こんな気持ちになる人が少なくありません。実は私もそんな人間の1人で、学生時代、語学力を使って仕事が出来ないかなと思っていました。
それで実際に職探しをしてみたのですが、最初に浮かんだ職種が通訳、翻訳。よくある発想ですが、これらは非常に狭き門。少ない枠をプロ中のプロが競っているので、中途半端なスキルでは話になりません。(TOEIC990でもダメでしょう。)
野球でいえば、プロになるだけではダメ、メジャーリーグで活躍出来るぐらいの超一流レベルの実力を身につけなければいけないといった感じです。とてもではありませんが、これは無理ということで諦めました。
次に考えたのが通訳ガイド。雑誌で紹介されていた記事を見たのがキッカケですが、この仕事も希望者が多く、なかなか大変です。そもそも、これだけで食べていくほどの仕事を確保することが厳しいということで、これも諦めました。
そんなこんなで、結局、英語で勝負するということは諦めました。結果的には外資系企業で勤務することになったので、英語を活用する形にはなったのですが、外国語はあくまでもオマケでした。
英語のプロになるのは難しい。これが私が感じたことでした。
面白い英語の求人
ところが、世の中には色々な仕事があります。あまり知られていない仕事で面白いものがたくさんあります。
たとえば、米軍基地や大使館、領事館、政府観光局など、外国政府の公的機関のスタッフ。不定期ではありますが、継続的に求人が発生しています。公式サイトやJapan Timesの求人広告をみると、募集されていることもあるので、興味がある人は、こまめにチェックすることをオススメします。
また、最近求人が増えてきたのがMICE。MICEは、Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行), Convention またはConference(大会・学会・国際会議), Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語です。
MICEが開催されれば、多くの人数が訪れ、消費量も膨大なものになるため、MICEの誘致に力を入れる国や地域が増えてきています。
日本もMICEの誘致に力を入れており、関連する仕事が増えてきています。最も花形なのが同時通訳ですが、地味に需要があり、かつ面白いのはホスト役です。参加者を空港に迎えにいって会場まで案内したり、開催期間中横にいて、何かあったらフォローするといった仕事です。
これも通訳ではあるのですが、ホスピタリティが求められているので、コミュニケーション能力が高い人のほうが重宝されます。
転職支援会社に聞くのが一番
こういったなかなか一般ユーザーが知ることが出来ないユニークな求人情報は、転職支援会社が抱えていることが多く、表には出てこないものです。語学を活かした求人情報に強い会社が幾つかあるので、そういった会社に登録しておくといいでしょう。
英語を活かした仕事の求人情報に強い会社
語学を活かした仕事に関する求人情報が多い会社です。特にTOEIC700以上のスコアを持っている人に対する案件が増えています。
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