今日のコラムは、英語の勉強の仕方に関する、ちょっとしたアドバイスです。どちらかといえば、初心者の方向けのものになります。

 

数週間前、メルマガのなかで、私は韓国語を勉強するつもりということをお伝えしたと思います。今、少しずつ取り組んでいるのですが、英語のようにはいかず、けっこうイライラしています。(笑)

 

覚えられない、覚えてもすぐに忘れるというのが、原因なのですが、これに対処する方法として、私が思い出したことが今日、お伝えする勉強法です。私が自分で英語を勉強するときにも使った方法なので、その点では実証済みの方法です。
(そんなに画期的な方法ではないのですが・・)

 

その方法ですが、今日のタイトルにもありますが『短い』というのが、キーワードになります。

 

まずは、英語を覚えるときですが、長いフレーズほど覚えにくいものですよね。

 

例えば、『I study English.』と『I study English because I have to take a test.』というフレーズがあった場合、後者のほうが覚えるときに苦労すると思います。

 

こんなときには、フレーズを区切って、小さいまとまりごとに覚えると、すんなりいきます。

 

この例でいえば、『I study English』と『I have to take atest.』の二つのフレーズを覚えるようにするということです。

 

これらのフレーズを覚えたあとに、『because』でつなげて一つのフレーズとして、あらためて覚えるようにすれば、最初から丸ごと覚えるより効果的です。面倒といえば面倒ですし、手間もかかりますが、覚えたことを忘れてしまうことに比べれば、結果的に楽です。

 

ちなみに、区切り方はどんなところで、区切ってもOKです。先ほどの例において『I have to take a test.』でも覚えづらいというのであれば『I have to』と『take a test』にさらに区切っても構いません。

 

自分にとって、覚えやすいようにするのが重要なので、あなた自身のやりやすい形にしてしまってください。これだけでも、かなり違ってくると思います。

 

それから、この『短く区切る』というのは、勉強時間についても同じです。例えば、1日1時間勉強しようと思うけど、続かないというのであれば、20分x3回、あるいは10分x6回というふうに区切ります。

 

10分、20分という時間であれば、それほど重荷にならず、集中力も続くと思います。1時間ぐらいであれば、まとめて勉強したほうがいいかもしれませんが、それが出来ないというのであればこんなふうにしてもいいと思います。

 

この『短く区切る』というやり方の根本にあるのは『完璧でなくても構わない』という考えです。

 

フレーズはキチンと最初から最後まで覚える、毎日決まった時間をキチンと勉強する。これがいいことに間違いありませんが、それがプレッシャーになって、勉強に取り掛かることが出来なければ、全く意味がありません。

 

多少いい加減でも、それで勉強出来るようになれば、それでいい、やらないよりよっぽどマシということです。いい加減でもどうにかなるというのは、私も経験しています。気楽に勉強していきましょう。

 

これが一番です。