先週のコラムでは、英語の勉強を習慣化する方法をお伝えしました。先週お伝えした方法は、数多くある方法論の中のほんのひとつです。勉強を続けられるようになるやり方は、いくらでもあります。

 

同時に、そういったやり方を取り入れたとしても、そして実行したとしても、スムーズに英語の勉強を習慣化できるとは限りません。

 

やっぱり気がついていたら、いつの間にか止めていたということもあるはずです。(もしかしたら殆どの人がそうかもしれません)最初から出来るくらいであれば、『勉強が続けられない』という悩みを持つこともないでしょうから、当然かもしれないですね。

 

では、こういったケースではどうするのか?

 

答えとしては、『続ける』ということしかありません。 止めていたということに気づいたとき、『やらなきゃ』と思えたときに、またゼロから続けようとする努力をします。

 

これで出来るようになる人もいれば、また止めてしまう人もいるはずです。止めてしまった人は、そのことに気づいたとき、また再度挑戦します。倒れても、倒れても起き上がってくるボクサーのようなものですね。

 

こういったことを繰り返していくと、だんだん『英語を勉強する』という意志が体に浸透していきます。 そして最後には、必ずそういった自分になれます。

 

ただ、これは個人差がありますので、人によっては時間が物凄くかかります。 最近の私自身のケースなのですが、せっかちな癖をなくそうとしたのですが、何度意識してもダメで、ようやく理想に近くなったときには、丸1年が経過していました。

 

振り返ってみると、その1年はことあるごとに、『この癖を直そう』 と意識していました。それだけ、繰り返してやっとでした。

 

英語を勉強する習慣を身につけるというのも、一緒だと思います。勉強を途中で止めてしまうというのも、ある意味、1つの習慣です 。

 

ある習慣を別の習慣に変えるというのは、やっぱり大変です。 ですから、場合によっては、長期戦で粘り強く取り組む必要もあります。 それを意識しておくと、逆に楽かもしれないですね。