このあいだの日曜日、DVDをレンタルで借りてきて観ました。CUBE ZEROというサスペンスです。(シリーズ3部作目ですが、個人的にはお気に入りです。)

 

内容はともかく、英語の話です。最近はそれほど意識していないのですが、以前はDVD=リスニングのトレーニングの場でした。

 

映画のストーリーを楽しみながらも、セリフを聴き取ることにも集中するというようなことをしていました。今はそこまでトレーニングしようという気もないので、聞き流しているのですが、今回久々に聴き取りにトライしてみました。

 

その結果ですが、面白いことが起こりました。最初は順調に聴き取ることが出来ます。『まだまだ大丈夫』と安心すると同時に、『最後までこのまま聴き続けてやろう』と妙に意識します。

 

そうすると・・・

 

なぜか、途端に聴き取ることが出来なくなります。それでも何とか聴き取ろうと意識すればするほど、ますますダメになってきます。『もういいや』と思い諦めて、しばらくすると、またスムーズに聴き取れていることに気づきます。

 

聴き取ることを意識しないと聴き取れるけど意識すると途端に精度が落ちてしまう・・・・

 

これって、英語のリスニングが苦手な人には頻繁に起きているのではと思います。映画とまではいかなくても、語学CDやテレビの英語ニュースなどでもリスニングのトレーニングをするときに経験した方は多いのではないでしょうか?

 

不思議なことですが、あまりにも聴き取ろうと意識するとこんなふうになってしまいます。

 

多分なのですが、言葉というのは単語一つで成り立つのではなく単語の塊で成り立つものなので、イチイチ単語を一つずつ聴き取るよりも、大まかな流れを押さえたほうが分かりやすいからなのではと思います。

 

これは私の感覚値の話ですが、無理に聴き取ろうとするより、気楽な気持ちで聞き流そうというような姿勢で聞いたほうが結果が良いものです。

 

もちろん聞き流すだけでは、聴き取り能力はアップしないので、キチンと聴き取ろうとする意識は必要なのですが、あまり強すぎるのもダメということです。

 

バランスが大切ということですね。