この前、英語をテーマにしたあるHPを見ていたら、こんなことが書いていました。
『TOEICで800,900といっても、ネイティブの子供より下。
これぐらいではまだまだである。』
英語を必死で勉強している人からすると、がっかりしてしまうコトバですが、ある意味真実です。
語彙力や文法、読解力に関しては勝てるかもしれませんが、聴く力、話す力に関しては、TOEICのハイスコア保持者よりもネイティブの子供のほうが遥かに上です。
子供とはいっても、1日24時間英語に囲まれた生活をずっと続けているわけですから、日本人より経験値が遥かに上ですから、これも当たり前のことです。がっかりすることはないのですが、この事実って、結構英語の勉強の良いヒントになります。
ヒントといっても、当たり前のことなのですが、自分が子供と同じレベルであれば、子供向けのモノを利用してみてはということです。
例えば、リスニングの勉強法として、映画を観ることを取り入れている方も多いと思いますが、ここで子供向けの映画を選択してみてはどうでしょう?
私が覚えている範囲内では、『ダイナソー』という映画がそうでした。この映画は大人でも子供でも楽しめる映画だったのですが、この映画に出てくるセリフの内容はカンタンでしたし、丁寧にはっきり発音されているので、聴き取りも楽でした。
英語の勉強の教材として考えれば、ちょうどいいと思います。
観たことがないので断言は出来ないのですが、ディズニーのアニメなどは全てそうかもしれませんね。『ニモ』なども楽しめそうです。
ドラマもそうですね。子供が観ることも考えて作られている番組であれば、ハードルはかなり低くなります。
もう一つ、英語教材ということで考えるのであれば、小学校の教科書や児童書もいいですね。読みやすいように工夫されていますのでオススメです。
子供向けといっても、バカになりません。あの有名な雑誌TIMEが子供向けに発行している『TIME for Kids』などは取り上げている内容はとても高度です。それでいて、子供でも分かるように易しく説明されているので、知識を得るという意味でも、かなり使えます。
日本で学習者用に作成された教材もいいのですが、それと一緒に英語圏で一般向けに作成されたモノを併用すると英語の感覚を身に付けるのに役立ちます。幸い、インターネットを利用すれば、探し出すことも可能なので、ぜひ試してみてください。
このメルマガでも、何かいいHPなどがあれば紹介していきますので、楽しみにしていてください。また、何か良いHPを見つけたという人は、ぜひご連絡ください。