何かと問題も指摘される英会話スクール。このサイト内の他ページでも触れているのですが、個人的には決して悪いものではなく、活用の仕方によっては、とても有意義な学習ツールになる存在と捉えています。
私自身、NOVAやAEONなど幾つかの英会話スクールに通ったことがあるのですが、役立ったという印象を持っています。ただ、その一方で使い方を間違えると、殆ど効果はないとも思っています。
そこで私なりに感じている英会話スクールの活用法についてお伝えしていきます。
大雑把に分類すると、英会話スクールは2つのタイプに分かれます。一つはNOVAのようなフリートークを中心とする会話重視のスクール、もう一つは学校で勉強をするようなお勉強型のスクールです。
あなた自身の実力や目的によって通うべき英会話スクールのタイプが違ってきます。
初心者で英語のことは殆ど何も分からないという人の場合、じっくり基礎を学べるお勉強型のスクール、ある程度の知識は身に付けていて、会話能力を鍛えたいという人はフリートーク中心のスクールがおススメです。
ただ、どちらのタイプのスクールに通うにしても、覚えておかなければいけないのは、スクールで学ぶだけでは英語は上達しないということです。より正確に言えば、上達はするかもしれませんが、そのペースは恐ろしく遅いということです。
自宅で自分一人で勉強する独学の時間は絶対に必要です。
特にフリートーク中心のスクールは英語を話すという経験値を得られるため、会話能力は伸びますが、語彙力や文法といった基礎知識については学ぶ機会は極めて限定されているなので独学で学ぶことが必須となってきます。
英会話スクールに通ったけど英語を話せるようにはならなかったという人は、この『独学』という観点が抜けています。
スクールに通うだけでどうにかなると思いがちですが、それは間違いです。たとえば高校入試や大学入試でも、学校の勉強だけで済ませる人は殆どいないですよね。家で勉強するはずです。
英語もこれと一緒と考えてください。この観点さえ忘れなければ、どの英会話スクールに通っても結果を出せると思います。ポイントは英会話スクールがどうということではなく、あくまでもそこに通う人の学習姿勢にあるということです。
最後に、もし英会話スクールに通うことを真剣に検討されているのであれば、大手スクールだけではなく、地元で運営している個人教室のような小さなスクールにも目を向けてみてください。
地元密着の小さなスクールのほうが、大手スクールより質が高かったりします。こじんまりとしているため、講師やスタッフの人ともすぐに仲良くなれます。親身に相談に乗ってくれるのも魅力的な点です。
今では、どの町でも一つや二つは必ず、こういったスクールがあるはずなので、是非探してみてください。