リスニング練習用、語彙力アップ用に日常英会話のフレーズ集を作成してみました。出来る限り、実際にネイティブが日常生活の中で使用している言い方を集めています。

 

日本では、あまり知られていない言い方も収録してありますので、少しは勉強になるかなと思います。

今後、随時増やしていきますので、ご利用ください。

 

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Vol.1 スクリプト&解説


Vol.1 (回答)

                

Q1 どこかでお会いしましたか?
Do I know you?
Q2 壊れています
It doesn’t work.
Q3 ズボンのチャックが開いていますよ
Your fly is open.
Q4 ジッパーを上げてくれますか?
Zip me up, please.
Q5 私はアメリカ人の名前を覚えるのが苦手です
I have trouble with American names.
Q6 スペルを教えてもらえますか
Could you spell it for me, please?
Q7 お風呂にお湯を入れてもらえますか?
Will you run the bath water?
Q8 お湯加減をみてきます
I will see how hot the water is.
Q9 痛い目にあって学びました
I learned a lesson hard way.
Q10 私もです
Same here.
Q11 誤解しないでください
Don’t get me wrong.
Q12 気を悪くしないでください。
No offense.
Q13 君を責めるつもりはないんだが
I am not blaming you, but~
Q14 こんなことは言いたくないんだが
Ⅰ hate to tell you this, but~
Q15 彼の身にもなってみなさい
Put yourself into his shoes.
Q16 余計なお世話だってことはわかっているけど
I know it’s none of my business, but~
Q17 やっぱり
I knew it.
Q18 あなたに賛成します
I’m with you.
Q19 あなたならできるよ
You can do it.
Q20 自分を信じなさい
Believe in yourself.

Vol.1 (解説)

001

どこかでお会いしましたか?
Do I know you?

 

直訳すると「私はあなたを知っていますか?」です。雰囲気がつかめますね。
でも、あまりこういう表現を使うと「You are impolite」(失礼な!)ということになりかねないのでご注意を。

 


002

壊れています。
It doesn’t work.

 

例えば、旅行に行ったとき、ホテルでテレビを観ようとしてもつかない。電源は入っているし、どうやら壊れているらしい。このことをフロントに伝えたい。

 

こんなとき使うのが「It
doesn’t work.」です。

これって使い勝手のいい表現なので是非覚えてください。

 

例えば、ダイエットに挑戦したけどうまくいかなかったとか、営業をしたけど契約がとれなかったなんてときにも使えます。主語がどうこう考えなくてもこのままで大丈夫ですので、安心して使ってください。

 


003

ズボンのチャックが開いていますよ
Your fly is open.

 

このflyという単語は正確にはチャックではなく、チャックを隠す布の部分を言います。チャックは日本語でも使われているZipperですが、「チャックが開いているよ」というときにはflyを使うケースが多いです。もちろん「Your
zipper is open」でもOKです。

 


004

ジッパーを上げてくれますか?

Zip me up, please.

 

特に女性は背中にチャックがある服を着て自分では上げられないというケースもあると思います。こうした場面で、「チャックを上げて」と頼むのがこの表現です。ちなみに「ジッパーを下げてくれますか?」は何と言うか分かりますか?そうです。「Zip
me down, please.」です。簡単ですね。

 


005

私はアメリカ人の名前を覚えるのが苦手です

I have trouble with American names.

 

人の名前を覚えるのが苦手という人も多いと思います。特に外人さんだと大変ですよね。こんなときは素直にこう言いましょう。この表現は色々応用が効きます。例えば、「I
have trouble with numbers.」といえば、「私は数字が苦手です」という表現になります。

 


006
スペルを教えてもらえますか

Could you spell it for me, please?

 

名前を覚えるのは得意、でも、アルファベットの名前はスペルが分からない!そんなときに「スペルを教えて」と頼むときの表現がこれです。

 


007
お風呂にお湯を入れてもらえますか?

Will you run the bath water?

 

お湯を入れるって分かりそうで分からなくないですか?英語って、誰でも使うような表現こそ、なかなか言えなかったりします。その理由は大抵単語で考えるからです。「入れるっていう単語はなんだろう?」というように。

 

残念ながら、日本語と英語は根本的に違うので、この英語がこの日本語に当てはまるとは必ずしも言えません。

例えば、「お湯を入れる」の場合もポットなどに入れる場合は「run」ではなく「put」を使います。こういう場面ではこういう風に言うという覚え方をしない限り、なかなか英語は出来るようになりません。

 


008

お湯加減をみてきます

I will see how hot the water is.

 

もう一つ、お風呂に関する表現です。「see」という単語は「見る」という意味以外にも「確認する」という意味もあります。「彼が大丈夫かどうか、行って見てみる」なんていうときは「I
go and see if he is all right.」と表現します。

 


009

痛い目にあって学びました

I learned a lesson the hard way.

 

何か苦い経験や失敗をして教訓を学んだときに使う表現です。どうですか?ひとつひとつの単語は誰もが分かる簡単なものですよね。でも、組み合わせるとこのような複雑な表現ができます。やっぱり、英会話ってそんなに難しくないと思いませんか?

 


010

私もです

Same here.

 

相手が言ったことをそのまま返すときに使う非常に使える表現です。例えば、「Have a nice day!」(よい一日を!)と相手から言われて、自分もお返しに言ってあげたい。そんなときに「Have
a nice day!」と繰り返すかわりに使う表現が「Same here」です。

 

もうひとつ例をあげると相手が「I am tired.」(私は疲れた)と言ったときに「Same
here.」と言えば「私も疲れています」という意味を伝えることが出来ます。

 

この表現は私がNativeの友達との会話から学んだ表現なので、辞書などには載っていないと思います。多分、スラングだと思うのですが、英語を話せる人であればどこの国の人に言っても理解してもらえるので、安心して使ってください。いかにも英語っぽい表現です。

 


011

誤解しないでください

Don’t get me wrong.

 

何か相手に悪いことを伝えなければいけないときに使う表現です。「wrong」という単語を知らない人もいるかもしれませんが、これは「間違っている」という意味です。でも英会話表現の場合、このような説明を覚えるより、「誤解しないでください」というのはこういう表現になるんだとそのまま覚えたほうが楽だったりします。

 


012
気を悪くしないでください。

No offense.

 

もうひとつ、似たような表現ですが、こちらは相手を怒らせてしまったときに「悪気はないんだ」ということを伝える表現です。深い付き合いをすればするほど、ぶつかることも多くなります。こういった表現を覚えておくと便利です。

 


013

君を責めるつもりはないんだが

I am not blaming you, but~

 

相手がミスをした。このことについては、はっきりと叱らなければならない。でも、非難しているというふうにはとられたくない、そんなときに使う表現です。

 


014
こんなことは言いたくないんだが

Ⅰ hate to tell you this, but~

 

こちらも、相手にとって耳の痛いことを言わなければいけないときに使う表現です。英語圏の国、例えばアメリカ人などは言いたいことをはっきり言うというイメージがあると思います。それはそうなのですが、その一方で相手に対する気遣いもキチンとしています。

 

「罪を憎んで、人を憎まず」なのでしょうね。英語の場合、日本語のようにあやふやな表現をすることは出来ません。したがって相手にとって、キツイ言い方をせざるを得ないときもあります。そんなときに、こういった表現でアクセントをつけると非常にスムーズな会話になります。しっかり、覚えちゃいましょう。

 


015
彼の身にもなってみなさい

Put yourself into his shoes.

 

直訳すると「自分を彼の靴の中に入れてみてください」です。要するに相手の靴をはいてみてくださいということですね。そこから、「その人の身になる。」 ちょっと難しいかもしれませんが、こんなことをイメージしながらやると、覚えやすいですよ。

 


016
余計なお世話だってことはわかっているけど

I know it’s none of my business, but~

 

この表現にある「my business」は「私のビジネス」という意味ではもちろんなく、もっとおおまかに「私に関係すること」といったようなニュアンスです。ですから「私には関係の無いことなんだけど、~」ということですね。ちなみに相手に向かって、「余計なお世話だ」というときには「It’s
none of your business.」というふうになります。

 


017
やっぱり

I knew it.

 

相手の話を聞いて、「私もそうだと思った。」というときに使う表現です。直訳すると「私は知っていた。」という意味になります。同じ意味を持つ表現に「I
thought so.」というものがあります。こちらは直訳すると「私もそう思っていた。」となります。

 

「やっぱり」というのは英語では「前から知っていた」というような言い方になるんですね。なんとなく、ニュアンスが伝わってきませんか?

 


018
あなたに賛成します

I’m with you.

 

そのまま訳してみると「私はあなたと一緒にいます」という意味ですが、それが賛成しますということになるんですね。からくりがわかれば、こんなに簡単な表現も無いと思います。でも、英語の表現って本当にこんな感じのものが多いんですよ。ぜんぜん、難しいことないです。

 


019

あなたならできるよ

You can do it.

 

今日は相手を励ます表現を取り上げてみます。まずは「あなたならできるよ」という表現ですが、英語でもそのままですね。簡単に覚えられる表現だと思います。

 

こういった表現を数多く覚えておくとばっちりですね。ナイキのCMでお馴染みのフレーズです。個人的にはスゴク好きです。何かパワーをもらえる気分になりませんか?

 


020
自分を信じなさい

Believe in yourself.

 

励ます表現をもうひとつです。「believe」という単語は誰もがしっていると思います。「信じる」という意味ですね。これを「believe in~」とすると「~を信じる」ということになります。これまた簡単な表現です。読むと元気が出てくる表現だと思いませんか?